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京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

Q借地権の物件購入について

2009年06月19日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ

A買い易くなったということで
借地権付き新築戸建物件の検討をしている
方も多いと思います。

特に地域的に気に入った立地であれば、
借地権であれ所有権であれ
住まいという括りで言えば同じということですから
購入対象にされたと思います。

ただ、この場合考慮することは、
50年という長期間のライフスタイルをどう考えるか、
ということです。
お子さんの成長に従い、
内部模様替えから始まり、
増改築等、いろいろ考えられますよね。

そして、一番の変化があるとすれば
住替えということでしょうか。

いつの時点での住み替えとなるか等の
不確定要素が多いだけに現時点ではなんとも申し上げられませんが、
一番の問題は定借市場の整備にあると思われます。

借地権も所有権と同じ市場性があるも、
売却については、
地域差もありますが、
借地権売買の市場が未発達なことが問題なのです。

将来売却の頃には市場は現在に増して活発になっている
とは思いますが、
これは現在の借地権売買の数に比例してきますので、
今後の借地権物件の
動向を注視していく必要があると思われます。

Qゲストハウスって?

2009年04月03日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ

A 当社の近所の裏通りには、
今でも「素泊まり」○○円~等の旅籠風の
現代版ビジネスホテルがあります。

しかし少なくなりました。

その旅籠やビジネスホテルをも震撼させるのが、
ゲストハウスということのようです。

京都駅周辺を闊歩する外人バックパッカーが
やたら目につきます。
最近では中国人も少しずつ少人数でゲストハウスや
ペンションにも進出しているようです。

外人観光客の増加については以前も掲載のとおりですが、
観光客の京都駅からの動線は、総じて言えば、
裏通りへ裏通りへと導かれている。

中をのぞいてみれば、
アットホームで殆んどプライバシーが保てない、
しかし安く気楽に友達になれる。
外人に釣られて日本人観光客もいる。

他者との積極的な関わり合いを持ちたいという人や
合理的な考えの人が増えたようですね。

その考え方良とすべしです。
ぜひ体験してみてください。

また、事業として考えれば、
ベンチマークはビジネスホテルや最近下火の
ウィークリーマンションといったところでしょうか。

下宿からシェアーハウスへ

2009年04月01日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ

下宿、郷愁の響きがありますね。
京都でもどんどん学生生活のワンルーム化が進み、
昔のスタイルの下宿はさすがにほとんどなくなっています。

多分、今も残ってはいるのでしょうが、
不動産業者に情報として入るような
流通の仕方ではないと思います。

先輩から後輩へと受け継がれていく
伝統産業?のようなものではないでしょうか。

しかし都会的な発想での最近の傾向として、
他者との意欲的な交流・低価格志向等で
古いタイプの共同生活が見直されているのも
事実です。

京都市内でも、下宿とは言わず、
シェアーハウスという名前で、
少しづつ広がりを見せています。

映画の影響や外人相手のゲストハウスを参考に、
需要と供給両面ともに注目する人は増えています。

学生さんの交友範囲の拡大、
協調性の確保、
金銭感覚の鍛練等意外な効用を訴える向きもあるようです。

検討に値しますね。

Qアパートの立ち退き問題で注意すること

2009年03月06日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ

Aどのような文面で賃貸人に通知すればよいか?
ということですね。

解体の最大理由である老朽化ということ、
そしてそのことによる
居住に対する安全性の確保が困難に立ったということ、
このことをひたすら理解していただくしかありません

民法的要件としては
最低6ヶ月前に通知する必要があります。

気持ちよくお住まいの方には青天の霹靂でしょうから、
その後のアフターフォロー等(過剰な期待を持たすことなく)
丁寧に対処することですね。

実際面では、地域の慣習もありますが、
引越し代と敷金の返還は最低手当てすることが
必要ではないでしょうか。

念のため内容証明にて通知しておくことも忘れずに。

Q定期借地権付き新築戸建物件の購入に当ってのリスクは?

2009年01月05日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ

A借地権物件の何よりも一番のメリットは
周辺より所有権売買と比べ安いのが魅力です。

特に場所が気に入っているとなれば尚更
魅力的で利口な買い物ができるということです。

しかし、一般的には50年という長い期間、
家庭内の個々人のライフスタイルは何度か変るものです。

内部模様替えから始まり、増改築、
そして一番の変化は住替えということでしょう。

この場合の売却については、
地域差もありますが、現状、
借地権売買の市場が未発達なことが一番の問題だと思います。

将来売却の頃には借地権売買市場も整備され
所有権売買に劣らぬ市場が形成されていることでしょうが、
これは現在の借地権売買の数に比例してきますので、
今後の借地権の物件売買動向を注視していく必要があります。

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これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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