京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

テナント不動産の売却とは

2022年05月30日 | 不動産売買について

下記のようなご質問が過去にありました。

今更ではありますが近年多くなりましたね。

 

『メーカーの管財部門にいます。保有しているオフィスビルの

売却の相談です。具体的な売却方法について、

留意点や手順などを詳しくお教えいただけないでしょうか』

まずは、仲介業者の選定に当たっての大切なことは、

最初のコンタクトで販売までのストーリーや

ターゲットが描ける業者かどうか、をみることだと思います。


行き当たりばったりのストーリーが描けない販売では

いつまで経っても売れません。

 

類似物件の販売実績や経験がある業者であればいいですね。
WEB全盛の昨今です。

丹念にHPで確認していけば出てくると思います。

そして、複数の業者に一般媒介でお願いし、

間口を広げることが必要です。参考にしてください。

 

という回答でした。

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住宅、今買い時ですか?

2021年12月20日 | 不動産売買について

web上の質問サイトでいつもお答えしていますが、
多い質問のトップ2に挙げられるのが
永遠の難問「賃貸か分譲か?」と
「今買い時ですか?」というタイミングを聞くものです。


しかし、統計的には、

(古いデータですが)ということで、
移転理由という項目では、
上位に変動はあるものの言えることは
それなりに移転(引越し)理由があって住居を替わっているという事です。

最近は、
1位が世帯の独立、
2位は就職転勤、
3位が現住居が狭くなった、
というもの。

年々世帯独立が増えていますが、
これは単身者世帯が増えているというデータもあります。

「今買い時ですか?」という不純な動機?
で住宅を買う人は統計では現れない少数派でした。

しかし、株もそうですが、
「今買わなくていつ買うの?」「今でしょう」(笑)

 

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不動産業者の囲い込みとは!

2016年03月09日 | 不動産売買について

ついに一般紙でも取り上げられました。

先日の読売新聞、
巷喧伝される「大手?」「旧財閥系?」業者の特定はしていません。

 

 

こちら先般のダイヤモンドオンラインにて特定不動産会社の
手口とその内訳を詳らかにしています。
http://diamond.jp/articles/-/69998

問題は、双方代理、こちらにあると云う方が正しいでしょう。

売主買主両者の代理は、
昔からの日本の風習、まあまあ、中を取る、性善説、
で云えば問題ありませんが、
性悪説契約社会では無理があります。

不動産契約はどんどんたくさんの情報・詳細を詰める
契約至上主義に陥っています。
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不動産仲介手数料の按分?

2013年11月12日 | 不動産売買について
京都不動産コンサルタントのブログ

住宅や不動産物件の購入時、
殆どの方が勘違いしていることの2点目です。
前回の続きです。

複数の不動産業者が仲介で入るという場合、
住宅の場合あまり一般的でもないのですが、
売買ができた時の仲介手数料が増えるのではないかという。
※事業用物件は偶にあることのようですが・・・

一般的には売買の場合、
売主買主双方一社づつ担当しますから計二社入りますね。

稀にですが、
三社四社と入ることがあり、
この場合は業者間で正規の手数料を案分し
調整しているようです。

ですから、売主買主共に通常の手数料以上に払うことは
法的にもあり得ないということです。

仲介業はあくまで個人間売買の橋渡しで、
しかも手数料は通達で上限が決められています。
簡単にいえば3%プラス6万です。
計算すれば分かります。
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不動産の物件流通の仕組み

2013年11月06日 | 不動産売買について
京都不動産コンサルタントのブログ

住宅や不動産物件の購入時、
殆どの方が勘違いしていることがあります。

一つは、ご自分でネット等で見つけた物件は
その掲載業者へ問い合わせるしかないと考えていること。

不動産情報というものは既に
不動産業者間では一般の公開情報となっています。

関西では公益社団法人近畿圏不動産流通機構というところ
通称レインズと言われていますが、
こちらのホストコンピューターに売却物件を登録するよう
法律で義務付けされています。

ただ、一般媒介契約という一部の仲介契約や
悪意のある仲介業者はその範疇ではありませんが、
現在はほとんどの物件はスムーズな売却に向け
登録されています。

ですから、
どちらの業者や知り合いの業者に赴いても
お探しの物件情報は探し当てることができるのです。

物件情報をホストコンピューターに登録することのメリットは
計り知れないものがあります。
というのは、極端に言えば、
全国の不動産業者がその物件情報を見ているのです。
全国の不動産業者が営業マンとも見れるのです。

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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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