京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

京都市で特定空き家に指定されてしまうと・・・

2016年05月30日 | 空き家条例

市町村長が、その空き家に対して解体や修繕又植栽等の伐採を

指導、勧告、命令ができる、としています。

 

そして、最終的には行政代執行、

先般の東九州道福岡ミカン園のような、

強制執行までできるというものです。

 

もちろんその場合の掛る費用は徴収されます。

 

そこまで進んでしまうとお互いに面白くありませんね。

そこで、その前に対処しようとする方にはメリット・インセンティブを

用意しています。

 

次回は、では所謂「特定空き家」とは何ぞいや、

そして、空き家対策に協力的な方に対するインセンティブについて

述べてみたいと思います。

ご期待下さい。

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借家賃貸マンションアパートが余っているんだ!

2016年05月29日 | 空き家条例

平成25年現在、全国約6063万戸ある住宅のうち空き家は約820万戸

※空き家率でいうと13.5%、総務省調べ※

もあるという調査数字があちこちで踊っています。

 

とすると、

約7軒に1軒が空き家と云うことになります。

まぁ全国平均と云うことですから、

「うちの近くではそんなに空き家はないわ~」

と思わないでください。

 

そして、

大切なことは、

この数字の中身です。

 

820万戸、13.5%の約50%がマンション・アパート含む

借家だということです。

 

人口減少していく中で、

もちろん新築着工数が増えていくこともおかしいのですが、

 

※高度成長期の頃から年間新築着工数100万戸越え

という驚異の数字、これは人口2倍の米国とほぼ同じ。

只、近年70万戸から90万戸を推移するようになった※

 

既存の有り余る借家・賃貸住宅これの

有効利用・活用を考えることが重要ではないでしょうか。

 

新築住宅メーカーさん、

もう、新築借家マンションは要らないでしょう!

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相談で多い事がらは・・・・

2016年05月27日 | 契約のこと

よくweb上で質問を受けます。
その内容で、やはり、一番多いのは契約解除のこと。

「振り返ってみると浅はかだったかなぁ」という感想の元、
相談に来てみたという方が多いですね。

これって不思議ですね。
不動産価格は大体数千万円です。
手付金で百万円単位です。

このような金額、
普段そんなにお目にかかれない金額でしょう。
その割には「浅はか、慎重さに欠けた」
というような言葉が簡単にでてきます。

不動産を購入するという過程で
その大きな金額にマヒしてしまうのでしょう。

普段の買い物は何千円・何万円・何十万円まででしょう。
そのイメージを持ったままで不動産も
購入して頂きたいですね。

売却する方は意外と冷静なところを見れば、
購入という一大イベントを経験した後は
それなりの感覚を持ち合わせるということでしょうか。

購入するに当たりその段階・階段が都度表れます。

申込、契約、手付金放棄解除時期、違約金発生時期、
ローン特約時期、取引時。

その時々今一度深慮することが必要です。
後になればなるほど解約に対する
負担が大きくなります。

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山吹の黄色は・・・

2016年05月24日 | 日本の源流を求め

近年、桜が遅くなり、

山吹の咲き始めと季節が被るようになってきています。

この時期になると、

思い出すあのお気に入りの一句。

七重八重 
       花は咲けども山吹の
               みの一つだに
                          なきぞ悲しき

江戸城築城で名を馳せた太田道灌、
彼にまつわる逸話で有名になりました。

この歌を詠んで、
道灌に簑(みの)を貸せなかった農家の娘、
の後日話。

紅皿という娘であったと、
後日道灌に城に招かれ歌の友となり、
お墓は新宿の大聖院に今もあるという。

江戸時代初期の出来事ですから、
本当かもしれませんね!?

そういえば今年は未だ松尾大社の山吹は拝見していません!
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空き家相談隠れ第1号は・・・

2016年05月13日 | 空き家条例

京都市空き家相談員登録に当たっての研修・試験・
面接と相前後して、実は、相談案件が1件進行していました。

その相談者とはお互い異業種であるも独立後30年来の旧知の方。
最近の空き家条例がきっかけとなり
実家の空き家に親族のスポットが当たったという。

具体的なことを相談したいという依頼から始まり、
私共の家屋の解体、周辺地域のハザードマップ、設備配管調査等
さまざまな調査の結果報告後、
考えられないような瑕疵を発見しました。

にもかかわらず、
たまたまご自分のネットワークで
買主業者さんを自ら探し当てて来はりました。
高い値段での売買に同業者ながら同情の念を強くしました 笑

不動産業者へ売る場合は重要事項説明は要りません。
不利な事象があっても業者の自己責任です。
売主である旧知の方も意を強くし
売却となりました。

私共が仲介業者として仲を取り持つということであれば、
事実を包み隠さず説明する責任があります。
しかし今回は売主エンドユーザーのコンサルティング
ということで売主サイドで縁が切れています。

買主業者の健闘を祈るほかありません 笑
そして、改めて「空き家問題は実家問題」を
再認識した次第です。


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