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京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

瀬戸内から大分日田への道と邪馬台国観

2011年01月14日 | Weblog
普段は殆ど見なくなったTVでも、
この年末年始はお世話になり、
そしてその久しぶりに見たケンミンショウ。

特に大分県の話題に釘付けとなった。
大分は九州ではない、
というようなニュアンスだったと思う。

言葉の訛り、文化そして目線の先。
どうも豊後水道の先、瀬戸内方面だという。

いくら一個人ないし一部の意見とはいえ、
人々の生活様式潮流が瀬戸内からもたらされている?

いまだに読み返している関祐二著「物部氏の正体」の
邪馬台国建国過程の記述部分によれば、
それこそ畿内勢力が瀬戸内から上陸し
大分東部の日田を拠点とすることの重要性を
強く説いている。

その意味は北九州勢力の背後を取ることでの
にらみないし急襲にあったのではないかと。

その勢力がトヨなのか?なぜ攻めるのか等は又の機会として、
この瀬戸内航路が一般的交通手段としての「道」的存在
だったことを想像させるに十分であったこと、
これが収穫であった。

日田は東から西を攻めるに絶好の要塞となりうる地であり、
瀬戸内「道」から文物が日田そして大分に持ち込まれた可能性が高い。
また、日田の重要性は江戸時代まで天領であったことでも解る。

何気なく見たTVに日田大分文化の伝承過程が
垣間見えたのではなかろうか。
生活実態からの情報は臨場感がある。

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住宅業界時代の遺産

2010年11月20日 | Weblog

京都不動産コンサルタントのブログ

『社会全体に世代交代が進み、
暮らしのスタイルが変わり世の中の仕組みが変わってきています。
オフィス空間も大きく変わり、
商品の購買動機やニューメディア、
ショップレスでビジネスの仕組みや流通も変わりつつあります。
そして業界を取り巻く顔ぶれも様変わりしています。

今、みずみずしい時代感覚と新しい生活感をもった
新しい時代が目の前に来ています。
「時間の蓄積」だけの人や企業ではこの時代は乗り切れません。
「感性・感覚の蓄積」を持ったものが生き残れるのです。

コンピュータ一つ取り上げても7年前と比べて格段の差があります。
ドッグイアーいやいやマウスイヤーです。
「最新の時代の花形のものは、
より小さく、よりパワフル、よりチープである」

これからのトレンドは、
少人数で、小さな事務所で、大きなパワーの可能性をもつことが
新しい時代の新しい会社ということになると思います。』

コンパクトオフィス、
バーチャルオフィスの立ち上げに用いた「憲法前文」です。

原案は私ではなく、
その昔サラリーマン時代の新卒部下に書かせたレポートを
少し加筆修正したもの。

気に入っています、今でも通用しますね。
恐れ入ります。m(_ _ )m

 


奈良1300年祭に!

2010年11月02日 | Weblog
先日居酒屋で遭遇したドイツ人のような
シベリア鉄道経由の2週間の休暇はとんでもないことだが、
久しぶりに明日は1日オフをいただいた。( ̄ー ̄;

1300年祭も大詰めで、
平城宮跡でのイベントは11月7日までだと。
近くでいつでも行けると思いきや
もうラストウィークとなった。

しかも光明皇后の正倉院「展」も開催中である。

祝日で混雑は覚悟でついに動くことに。
いつもお邪魔するJR桜井線側、
1700年前コース巻向~桜井三輪山のローカル線の旅とは違い
奈良でも仏教文化の花咲く雅コースのようなもの。

古い発掘現場や古墳や三角縁神獣鏡を見て回る歴史音痴の私に
その平城京という先端雅都市が理解できるか?
やはり時代的つながり背景が理解できないと
面白くないですよね。

少しは予備知識を入れながら、
何も無い昔の平城宮跡の変貌を想像してみる。

すると、
奈良の都は逐一移動しているように見える。
極端に言えば1天皇・豪族で1都市形成し、
代が変わればセント君。(*^.^*)
だというイメージ。

だいたい1300年祭会場である平城宮跡が
京都遷都のち今まで更地のままだったのが不思議である。

方や京都平安京は同じ場所で作っては壊しの繰り返しで
空間的移動は無い。

その辺が平城京と平安京の違いかなぁ、
と素人は考えてしまう。
そしてそこからも観光に対してのアプローチの違いも
出てきているのでは無かろうかと、
想像している。


京都駅周辺は外人ばかり

2010年11月01日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

いつもの如く近くの居酒屋の出来事ではありましたが、
今日は珍しく隣がドイツ人でした。

最近は白人系でもフランス人やイタリヤ人が多い
京都観光人でしたが、
ドイツ人は初めてです。

話をしてみると、
やはりスケールが違います。
バケーションが2週間14日ですよ。

しかも特筆ものは、
モスクワから鉄道でウランバートル、
北京成田経由で京都ですから、
おそらく鉄道では地球半周はしていますね。(笑)
いつかは経験してみたいですね。

バンカーで独身、
ドイツ人の割に英語ぺらぺら、
円高の今を考えればエリート層に入るのでしょうか。

日本では休暇取得面では
どうでしょう今は未だ難しいのでしょうか。
微妙な感じはします。

しかし円高の経済状況を考えれば
今は良いタイミングではあります。

円高を積極的思考で考えましょう。
円高でも国力再構築できる体質にしませんか。


ビッグマック指数

2010年10月06日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

円ドルの関係を購買力平価から見る方法があり、
私は結構気に入っています。

その昔渡米の折、
ベッドメイクのチップを1ドルだという情報を得、
こんな金額でいいんだろうかと思った記憶も。
※いつの時代の話!?

ビッグマックの価格から見た購買力平価というものもあり、
2010年の最新ビッグマック指数がエコノミスト誌により発表されています。

2010年エコノミスト誌のビックマック指数より

これを見るとビッグマックの値段はアメリカで3.75ドル、
日本での価格は320円という。

となると1ドル=90.39円が購買力平価水準と言うことになる。
しかし、先月(8月)のキャンペーン価格200円なら
1ドル=56.49円となり、
円高はまだまだ続く予想となります。

住宅の考え方で言えば、
年収の何倍でマイホームが買えるかというのが近いかもしれません。
しかし不動産は唯一無二のものですから、
比較できません。

しかしこのマグドナルド、
一企業の価格設定とはいえ、
ここまで認知されているのですから尊重すべきかもしれませんね。

キャンペーンが終わってほっとしている方も
いるかもしれませんね(笑)

不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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