記事/仲畑流・万能川柳：宮崎をどげんもせんでどこへやら / 毎日新聞

　　☆印は秀逸（仲畑貴志選）

「☆宮崎をどげんもせんでどこへやら」　　　　　　　都城　べぶん娘（こ）
東国原さん、都知事落ちたら、たけしさんが拾ってくれるかなー？

「中華街領土争いご免だよ」　　　　　　　　　　　　佐倉　佐倉総合

「ツモったらすぐに切りたい『北』と『中』」　　　　高知　小島雅博
麻雀の字牌も怒りだしそう！いやこのゲームも「中」から来たんだった。




「宮崎は踏み台なのね東さん」　　　　　　　　　　　東京　イヂロー

「２０度がビミョーに違う春と秋」　　　　　　　　　東京　えっちゃん

「一兵卒　金と力は持ってます」　　　　　　　　　武蔵野　しませい

「イヤだなあ　中国のよな人いたら」　　　　　　　　川崎　さくらの妻

「２度以上涼しくなった丸坊主」　　　　　　　　　　西宮　夢邸

「顔色がだんだん悪くなる政府」　　　　　　　　　　大分　完熟かぼす

「食欲の秋だけ先にやって来た」　　　　　　　　　　北九州　マルタ島

「クリームが伸びなくなって秋を知る」　　　　　　　福岡　神田橋房子

「金を出す時だけ胸を張る外交　」　　　　　　　　　神戸　丸戸奈々
これ言えるね～。我が国民に援助して欲しいよ。元は税金なんだろう。



「この状況ギョーザの時と似てません？」　　　　　　鶴岡　走健美者
黒を白と言い続けることのうまい国！日本政府も見習ったら！



「米に振り中に巻いてる尻尾かな」　　　　　　　　　神戸　徳留節

「弱腰の外交わが家見るようで」　　　　　　　　　　長崎　マー坊

「防虫剤車内漂う衣替え」　　　　　　　　　　　　　諫早　シオマネキ

「『いらない』と言えず敬老おまんじゅう」　　　　　大阪　あらきみやこ

「鬱金（うこん）にも漢字はあるがむずかしい」　　　山陽小野田　ウコン

毎日新聞　2010年10月18日　東京朝刊