本日は湘南葉山の南郷上ノ山公園で、”葉山ふれあい夕市”が開催され、午後から顔を出してきた。
葉山ふれあい夕市は、葉山葉桜商店会の会長を長く勤められた日の出園の和田英男氏が音頭を取って始めたもので、毎年8月末から9月上旬に開催され今年で11回目となる独自のイベントである。
今では夏の終わりの葉山に欠かせない”人・もの・情報が行き交う”地域イベントとなった。
葉山の名店約20店舗が自慢の商品を並べ、オペラや演劇のアトラクションも用意され、周りを自然の環境に囲まれた中で、ビールを飲み歓談する素晴らしい雰囲気の夕市である。
葉山の名店、名産と言うと、旭屋牛肉店のコロッケ、中華料理・海狼の中華惣菜、日影茶屋の各種弁当、永楽やの和菓子、プレドールの焼き菓子パン、魚新の魚干物などであるが、良い物はすぐになくなってしまう人気である。
私は、かれこれ10年の付き合いになるが、3年前の夕市が大変思い出深い。
薄暮から暗くなる時間にかけて、当時の町長さんや商工会の幹部の方達とビールを飲み、フラダンスのショーを見ながら、この地域の将来について語り合った。
多少の勇み足は無礼講で、忌憚のない意見を交換し極めて有意義な時間を過ごした経験がある。
当時は景気も良かったことで、威勢のよい意見の噴出で楽しかったが今年は中々そんなわけには行かない。
しかし参加された経営者の方達は相変わらず皆さんお元気で健闘をされている。
商工会会長の柳氏、事務局長の石井さん、葉桜商店会長の笠原さんにもお目にかかることができた。
葉山の中でもこの地域は、横横道路のインターを降り逗葉新道の料金所をでてすぐの葉山のゲートアリアである。
湘南国際村へ直結するバイパスが完成し、益々脚光を浴びる地域とはなった。
長い間、まちづくりの議論を続けてきた関係者の皆さんの努力で、少しづつ物事が好転してきつつある。
恵まれた自然、穏やかな気候、明るい人間性に支えられ、今までの努力の積み重ねで、やがてこの地域にふさわしいまちづくりが必ず出来ていくだろう事を信じて疑わない。