源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

12須磨09 見しはなく

2007年09月27日 | 09葵~12須磨

源氏物語歌集 177
巻十二 須磨 09 入道の宮

    見しはなく あるは悲しき 世のはてを
    背きしかひも なくなくぞふる


2007-0927-ysg177
Kad03-034

□大将、よろづの事かき集め思し続けて泣き給へる気色いと尽きせずなまめ
きたり。
(源氏)「御山に参り侍るを、御言づてや」と聞え給ふに、ともに物も聞え給はず

わりなくためらひ給ふ御気色なり。 (入道の宮)「見しは・・・□



最新の画像もっと見る