9月にイラクとのゲームを控えた日本代表。
ベネズエラとの強化試合は、1-1のドローで終わりました。
家族と例のカードゲーム「ニムト」をしながらテレビをつけていたので、ちゃんと見れてませんが、駒野の股抜きからのクロスに遠藤が詰めた先制点はよかったですが、同点に追いつかれてしまいましたね。
正直、この時期のゲームに内容や結果はどうでもよく、コンディションを確かめることと、ベクトルを揃えることが目的でしょう。
ただ、日本代表には、次のイラク戦に出場停止でポジションが空く、センターバックと右サイドバックをどうするか?という別の目的もあります。
サイドバックは、右でも左でも安定した力が発揮できる駒野や、酒井高徳・宏樹の五輪コンビがいるので何とかいけそうですが、問題はセンターバック。
本当であれば、五輪帰りの吉田麻也は休ませたかったでしょうが、先発出場させる苦しい台所事情。
もうひとりの先発は伊野波でしたが、久々の代表復帰の水本あたりにまで手を広げないといけないところに、センターバックの層の薄さを感じます。
五輪代表でも、OA枠に吉田と徳永を使ったくらいですから、世代を通してセンターバックは不足しているのでしょう。
高さや経験だけで言えば、アジア杯優勝メンバーでもある岩政でもいいのでしょうが、ザッケローニはフィード力を求めているのでしょうね。
イラクとの本番をどう対処するか、だれに落ち着くのか見ものです。