W杯も残すところ、明日の3位決定戦と月曜日の決勝の2試合を残すのみになりました。
試合間隔がここ最近は空いていますので、寝不足もすっかり回復しました(笑)。
ラスト2試合を予想してみます。
【3位決定戦】
〇ブラジル vs オランダ
両チームともモチベーションを上げるのに必死ですが(笑)、連敗フィニッシュは何としてでも避けたいブラジルの3位と予想します。
ドイツに1-7とコテンパンにやられたブラジルよりも、アルゼンチンとほとんど引き分けみたいなオランダの方が有利と見るのが普通でしょうが、オランダは2試合連続ノーゴール。明らかに攻撃陣が疲れてきています。
さすがのロッベンも単独でのゴールは難しく、ファンペルシーもスナイデルも疲労困憊、あともう1試合頑張る気力が残っているかどうか・・・。
オランダはメンバーを大幅に替えてくる可能性もあり、これがプラスに働くかどうかも微妙。
対するブラジルは、この試合を勝てば多少でも惨敗の傷が癒えるはずで、「3決を戦う意義」は結構あります。
出場停止だったチアゴシウバ主将が戻ってくるのも戦力的には非常にプラスで、コロンビアに勝ったゲーム、特に王国らしからぬ激しい守備を取り戻せば、十分勝機はあるはず。
問題は攻撃なんですが、ネイマール不在の中、セットプレーくらいしか可能性はないか・・・。
【決勝】
〇ドイツ vs アルゼンチン
86年の決勝で勝って以降、90年、06年(セパックが観戦したゲーム!)、10年とアルゼンチンは3連敗中。
4年に一度の対戦なので、あてになるデータではありませんが、戦力・コンディションともドイツが圧倒しています。
特にコンディション。
ドイツは、ブラジル戦を前半30分ほどで試合を決めた上に、休みが1日多い。
アルゼンチンは、120分戦ってPK戦までした上に、ドイツより1日休みが少ない。
これは、相当大きいです。
そうなると、アルゼンチンとしてはひとり運動量が少ない「おさぼりさん」のメッシに働いてもらうしかありません。
ただ、予選リーグでは3試合で4点とったものの、決勝トーナメント3試合ではノーゴール。
ディマリアを欠いた準決などは、明らかにボールを持ってゴールに向かう回数が減りました。
しかも、ドイツはケディラ、シュバインシュタイガー、クロースと、中盤の真ん中は異常に堅く、まあメッシ独力での突破は難しいでしょう。
頼みはマスケラーノの守備ですが、疲れもあるだろうし、ドイツの2人、3人と侵入してくる選手をひとりで捕まえるのはこれまた困難。
クローゼやシュルレ、ゲッツェなど、フィニッシャーもおり、いくら考えてもドイツ有利は動きません。
点差は3点くらいは離れるかも・・・。