セルビア、ベラルーシに連敗。
さすがに、W杯出場を逃した2チームに、無得点で2敗とはちょっと問題ですね。
さあ、これを受けてどう考えるか?
予想通り、セルジオ御大は「解任だ」と叫んでおられますが(苦笑)。
セパックは、この2試合をちゃんと見ていませんが、まずは「この時期でよかったんじゃないの?」と思います。
「あとテストマッチが5試合しかない!」とどこかのニュースで言ってましたが、テストマッチは5試合しかないかもしれませんが、各選手はクラブで切磋琢磨するわけで、あと半年あるわけですよね。
まだ十分やれる時間はあります。
確かに、香川や吉田が出場機会に恵まれていないのはチームにとってマイナスですが、これは彼ら自身の問題で、力が出せなければ、さすがに彼らを使わず、別の選手を使うでしょう。ただ、それだけのことです。
問題は、というか面白いところは、これからザッケローニがどう動くかですよね。
幸いというか、この2試合、ほぼ固定メンバーで戦いました。
柿谷が新戦力だといっても、一番影響の少ないトップの選手です。
ほとんど「これまでのチーム」といって過言じゃないです。
セリエAの強豪チームで、サポーターやフロントから批判やプレッシャーを受けて監督を務めてきたザッケローニですから、まず「このまま」ってことはありえません。
どこをいじるか?
ついに、センターバックのふたり(吉田&今野)のコンビ解消に着手するか、遠藤・長谷部のボランチにメスを入れるか、そこに本田が一列下がってくるか、あるいはアンカーを置く新システムかなど、いろいろアイディアはあるかと思います。
当然、闘莉王や中村俊輔など、ベテランの代表復帰もありでしょう。
ということで、この場に及んでもまだ、気楽に見ています。
もともとベスト4やファイナルや優勝など、考えていませんから(笑)。
グループリーグ突破なら合格、ベスト8なら100点満点、グループリーグ敗退でも地獄に落ちるほどひどい成績ではありません。
ブラジルやスペイン・ドイツなら許されないでしょうが、日本はまだそこまでの実力も歴史もありません。
セパックがとにかく恐れているのが、実力がないのに「ある」と過信してしまうこと。
そう、ドイツW杯直前の姿がトラウマです(笑)。
本当はそうでもないのに、直前のドイツとの試合が良すぎた。
それで、本番はボロボロ・・・。
あれに比べたら、よっぽどマシです。
まだ、未来は変えれますから!