雨が心配でしたが、すっかり止み、曇りで涼しいという最高のコンディションでした。
それもこれも、次女が作った「てるてるぼうず」のおかげです。
昨日は雨で流れた、ベイスターズ戦。
タイガースはスライド登板のメッセンジャー、ベイスターズは三浦ではなく井納が先発でした。
試合は、1回にゴメスのタイムリーでタイガースが先制も、メッセンジャーの序盤はよろしくなく、すぐに1-3に逆転され、中盤にタイガースが1点返したものの、2-3で終盤を迎えます。
このまま9回に抑えの山崎が出てきたら厳しいかなと思っていた矢先の6回に、福留が右中間の一番深いところに同点ホームラン。
そして、クライマックスは8回。
セットアッパーの福原がピンチを迎えるものの何とか凌ぎ、8回裏にまたもや福留が2打席連続、今度は勝ち越しのソロ!。続くゴメスもレフトスタンドに豪快に叩き込み、最終回はオ・スンファンが締め、5-3でタイガースが勝ちました。
しかし、締まった好ゲームでした。
締まったゲームは、両チームの走攻守がしっかりしていないと成立しないんですよね。
それががっちりかみ合ったのは、見てる方としては幸運でした。
見ていて感じた点を3つほど。
①福留は全盛期に戻ったみたい!
今日の福留は、初回は四球を選び、ゴメスのタイムリーでホームに帰り、2打席目は三塁打を放ちこれまた得点に絡み、最後は同点&勝ち越し本塁打。
言うことなしのバッティングでした。まるで、メジャーに行く前、ドラゴンズで首位打者を獲り、第1回のWBCで活躍したあの頃を彷彿させました。
バッティングだけではなく、ライト前ヒットをセカンドで刺すなど、ライトの守備も的確。
めくれていた自分の芝生を合間に埋めるなど、準備も怠らないプレーぶりはさすがでした。
②大和の守備はやっぱり捨てがたい!
今日は見どころ満載のゲームだったんですが、中でも9回の先頭打者のセンター前のヒット性の当たりを、大和得意のダイビングキャッチは鳥肌もんでした。
2点リードの9回の先頭打者を出すのと出さないのとでは、えらい違いです。ほんと、本塁打並みのビッグプレーでした。
今日は右の井納だったので、柴田が先発だったんですが、今日は2三振に、初球を打ってのファーストゴロといいところなしでした。
代打で大和が出てきた時、ファンの声援を聞くと、大和はファンに愛されてるなあと思いました。
ピッチャーが左でも右でも、もっと大和を使ってほしいですね。
③やっぱり、生え抜き野手が欲しい!
今日の先発9人で、生え抜きは鳥谷、柴田、上本の3人だけです。これはあまりにも少ないです。
今日の福留のバッティングを見ていると、ちょっと若手が押しのけそうにはありませんが、それでも脅かす選手が出てきてほしいですよね。
キャッチャーの藤井も鶴岡も移籍組。野手の今成も新井良太もそう。
他のチームには、若手の伸び盛りの野手がいます。
ベイスターズの3番梶谷、4番筒香なんて、密かにうらやましいです。
ドラフト戦略、チーム作りが下手なんでしょうね・・・。
それにしても、稀にみる好ゲームを堪能でき、楽しい一日でした!