スポーツ井戸端会議+α

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天皇杯決勝はガンバ大阪と名古屋グランパス

2009-12-29 20:58:45 | サッカー
今日、ダラダラと準決勝2試合を見ていました。

元日決勝のカード的には、来年飛躍を期待した両チームの対戦ですし、いい対戦になったのではないでしょうか。

しかし、べカルタ仙台はJ2での昇格争いも平行に戦いながら、よく天皇杯も準決勝まで勝ち残ってきました。

今日は、さすがにガンバ相手で苦労していました。後半は、かなり力の差を見せ付けられました。

ここまでのやり繰りは大変だったと思いますが、来年のJ1での戦いも見据えながら、天皇杯もきっちり対策を練ってきたのでしょう。少なくとも、「昇格が第一、天皇杯は二の次」では準決勝までは勝ちあがれないと思う。

来年のJ1での戦いに向け、実のある成果と課題を得たでしょう。

特に、あの手倉森兄弟は、何か応援したくなりますね。

選手やサポーターの支持も厚いようですから、今年のサンフレッチェ広島(4位)まではいかなくても、同じ東北のモンテディオ山形(15位)は上回れるのではないかと予想します。

野球ジャーナリスト検定2009セミナー

2009-12-27 19:50:06 | 野球
妻とふたりの娘がひと足早く帰省しました。

この「独身生活」を利用して、「『野球ジャーナリスト検定2009』第二回対策セミナー」に参加してきました。

野球ジャーナリスト検定は、二宮清純氏を委員長とし、元広島カープの川口一久らも監修し、週間で野球専門のタブロイド誌を発行しているベースボールタイムスが問題の作成と採点を行うというもの。

優秀成績者にはライターデビューの機会を与えられるようです。

セミナーは、14時からの1時間半で、
*ベースボールタイムスの作られ方
*スポーツ業界の求人動向
*出題・採点対策
を、順番に3名の方が講演してくれました。

講演は、「スポーツライター稼業は本気でなりたいなら実現はするが、喰っていくのは大変」とか、「野球は記録と記憶のスポーツ。特に今のライターや記者は記録に対して不勉強」などが、印象的でしたね。

問題は、選択問題が50問(インターネットや本などで調べてもOK)、記述式問題が2問。

その記述式は、試合のイニング別スコアや打席・投球内容を読んで、この試合の選評を90字以内で書きなさい、とか結構面白そう。

受講料は4000円とちょっと高いですが、1月24日にFP1級の試験が終わり、その後からでも課題提出は間に合いそうなので、試しにやってみようかなと思っています。

もちろん、「最終的にはジャーナリストを目指している」わけではありません。拙ブログの為の、ネタつくりのひとつです(笑)。

ゴン中山の札幌移籍に思う

2009-12-26 15:50:10 | サッカー
札幌と熊本(共にJ2)のふたつに絞っていたゴン中山の移籍ですが、正式に札幌に決まりました。

過程を見ていて感じたのが「随分衰えているんだな」ということ。

フル出場はしんどいけどまだまだ先発できる、とにかくの出場機会とゴールに飢えている、カズに近いイメージでいました。

「出場機会とゴールへの欲」なら、勝手知ったる藤田俊哉がいる熊本に行くべきと思っていましたが...。

札幌に決めた理由も「医療施設が整っているから」というのが大きかったようで、40過ぎのおっさんサッカー選手(失礼...)をよく獲ってくれたなと思います。

野球なら、一発勝負の代打やワンポイントリリーフなど、バリバリは働けないベテランでも生きる道は少ないけどあるが、サッカーはベンチ入りの人数も、そこから出場できる人数も限られています。

Jチームの中でも札幌は、大分の次に経営がしんどいチームだから、余計に「よう獲ったな...」と思います。

もちろん、広告宣伝込みの獲得でしょう。プロ選手ですから、全然アリです。

でも、日本のサッカーを支えてきた功労者のひとりですから是非活躍して欲しいですが、何となくちょっとしんどい気もしてきました。

2009年のMY MIPは??

2009-12-25 22:51:53 | その他

2009年も残すところあと1週間あまり。

私の選ぶ2009年のMIP(Most Impressive Player)は、WBCを連覇した原ジャパンでもなく、Wシリーズで日本人初のMVPを獲得した松井秀喜でもなく、年間最多勝記録を更新した白鵬でもなく、世紀の政権交代を実現した民主党や鳩山首相でももちろんなく(笑)、そう、ピアニストの辻井伸行さんです。

世界でも屈指のピアノコンクールである「ヴァン・クライバーン国際コンクール」 に今年の6月に日本人としてだけでなく、アジア人として初優勝。

このドキュメンタリーを1ヶ月ほど前にNHKで見て、最近にない感動を覚えました。震えましたよ。

このコンクールは、原則4年に一度しか行われない権威のある大会で、世界から若くて才能のあるピアニストが集結します。

優勝すれば、賞金2万ドルに金メダル、銀製トロフィーに加え、アメリカ内外での3年間のツアー契約と録音契約が与えられ、今後の活躍の場が保証されます。

書類審査、地方予選を勝ち抜いた29名が、テキサス州フォートワースでの本戦に出場。

ここから熾烈を極める戦いがスタート。

本予選(55分のソロリサイタル)でまずは12名に絞られ、セミファイナルでは60分のソロリサイタルと室内楽のコンチェルトで競い、半分の6名に。

最後の決勝は、55分のソロリサイタルとフォートワース交響楽団との協奏曲。

これをわずか2週間あまりで行うなんて、あんまりです(笑)。

ある女性ピアニストは、「決勝に向けてどう準備しますか?」と聞かれ、「筋力トレーニングをします」と真面目な顔で答えていました(笑)。

スポーツの大事な要素に「心・技・体」という言葉がありますが、このコンクールは「心・技・体」を極限まで高めていないとまず完走できません。

他のピアニストで、最後の協奏曲を終えた後、とにかくやり終えたことに感極まって、自分の感情を抑えることのできないシーンがありましたが、心底本音の部分でした。

そこでの辻井伸行さんの金メダル。

辻井さんは若干20歳の若き青年。

しかも、知られている通り生まれつき全盲であり、右手と左手を別々に弾いてもらったのを耳で聞き、覚えるとのことで、凡人には全く理解できない学習能力。

最近は、あまりの難曲のため、片手ずつでも弾きこなせるピアニストが少ないとか。

主催者であるヴァン・クライバーンも「奇跡としか言いようがない」「まさに神業」と高い評価をし、最も印象的だったのがフォートワース交響楽団の指揮者であるコンロン氏の「聞く・感じる能力が図抜けており、普通よりコミュニケーションがよくとれた」というもの。

録画を3回くらい繰り返し見ましたが、ピアノが好きな人はもちろん、興味がない人も一度目に、耳にすると、何かを感じることができると思います。

私も、実は昔ピアノを習っており、ここ数日前から触発されて再びピアノを触り始めました。全くもって単純ですが...(笑)。

最後は、この写真で。

 


闘莉王も国内移籍か...

2009-12-23 18:34:16 | サッカー
浦和レッズを退団した田中マルクス闘莉王。

名古屋グランパスへの移籍を決意した模様です。

正直、「やっぱり国内(移籍)か、残念...」という印象です。

中盤から前目の選手は海外で出場機会もそこそこ得て、経験を積んでいますが、DFも早く海外で活躍して欲しいなと思っていました。

闘莉王クラスが海外の、速くて高くて技術があって、何より決定力がある相手に対してどれくらい頑張れるか、たとえ半年くらいだけでもそれがW杯のプラスになると思っていましたが...。

年俸などの条件面だけでなく、W杯イヤーなので確実に出場機会がいる、さらに移動負担なども国内の方が楽、さらに闘莉王はケガも多いのでJリーグの方がある程度活躍が計算できることなどが、国内移籍を決めた理由でしょうが、やはりちょっと残念です。

ドイツW杯前にブンデスリーガ(ドイツ)移籍も囁かれた中澤も、結局海外には行かず、W杯でも活躍できなかったせいで、結果的にその後も海外移籍の機会を逸してしまいました。

代表チームの強化には、確かに強化試合や合宿なども効果がありますが、一番は海外の、特に欧州の厳しい環境でプレーすること。

早く、DFとGKが海外のリーグでプレーする機会を得て欲しい、そう思います。