今日の男子400mリレーの日本新記録(+アジア新記録)をたたき出しての決勝進出は見事でした。
短距離種目の中では、ファイナリストになる可能性の高い種目。走力のビハインドをバトンワークとチームワークでカバーできるので、世界とかなり互角に戦えます。
100m銅のアサファ・パウエルがアンカーのジャマイカが1位、100・200m二冠王のタイソン・ゲイを温存したアメリカが2位。決勝でも間違いなく表彰台に絡んでくるであろう2チームからそれほど離れていない3位ですから、決勝に期待がかかります。
特にアンカーの朝原の調子がいいようです。走りだけでなく、表情も非常に落ち着いており、おそらくチームにいい影響を与えていると想像できます。
彼とは、実は同い年。彼と同じ高校だったチームメイトが大学の時にいまして、いろいろ逸話を聞いていました。彼の高校の時のあだ名は「バリー」。なんで?と聞いたら、「バリバリ速いから」と言われ、物凄く納得したのを覚えています(笑)。
2走目の末続の表情にちょっと元気がないのが気になりますが、明日の22時20分は見ないといけません!!。
未だに日本チームはメダルゼロ。トリノオリンピックなどと一緒で、当初立てたメダルの目標に遠く及びません。今大会は、トリノの荒川静香の役を土佐礼子(女子マラソン)にお願いしている感じではありますが、その前に金はしんどくても表彰台ならこの100m×4リレーも可能性があります。
できれば、アメリカかジャマイカのバトンミスあたりに期待したいですがね(笑)。相手のミスを願うなんて、いかん、イカン。