スポーツ井戸端会議+α

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夏季五輪開催、まずは国内予選!!

2006-04-30 21:07:54 | スポーツ全般
久々にオリンピックネタ、と言っても、スポーツそのものではなく開催地の話。

2016年夏季五輪の開催を目指して、「福岡市VS東京都」の招致レースの火蓋が切っておとされました。

今回のコンセプトは、双方とも「コンパクト」。

福岡市は博多湾、東京都も東京湾と、どちらも臨海部に施設配置し、湾に面している為警備も容易になるというメリットを出している。施設配置も半径10キロ以内に東京都は約8割、福岡市も約7割と、どちらもコンパクト。

実際は、1964年以来52年ぶり2度目の開催を目指す首都東京都に、東アジアに近く「アジアの融和と発展」を意義に掲げる国内第4の都市福岡市が挑むという対決図式でしょう。

東京都は首都だけに競技場から宿泊施設、交通手段などのインフラまで様々な施設が充実しており、しかも陣頭指揮はあの石原慎太郎東京都知事。何か必要以上に迫力が伝わってくる。問題は、初めてではなく二度目を目指すということ(当然経験者としてのプラスもあるが)と、あの大都市で五輪を開催し、ちょっと雨や雪が降っただけで麻痺する交通網や、車の大渋滞などは大丈夫なのか??と思う。

対する福岡市は山崎市長をトップに、アジアとの近隣さと自然環境との調和を前面に押し出す。福岡空港が街のど真ん中にあり、新幹線が止まる博多駅もすぐ近く。都市高速も着実に整備されていっているし、交通網の充実度は引けをとらない。「適度に都会、適度に田舎」なので、3年住んでいるがひどい渋滞の経験がなく、東京よりは多くの人を受け入れるキャパの余裕はあると思う。

中国や韓国他アジアとの距離はどんどん近づいている。観光客は多いし、アジア方面への輸出入も年々増加している。アピールするポイントも、立候補する時期も間違っていないと思う。いろんな反対勢力もあるだろうが、個人的には福岡での開催を望む(2016年なんて絶対福岡にいないが...)。オリンピックを開催すれば、今まで見えていなかったことも見えてくるだろうし、必ずプラスになると思う。

ただ、仮に国内予選(今年8月決定)を勝ち抜いたとしても、その後の「本大会」が大変。2008年北京、2012年ロンドンに続く大会。IOCはどうもアフリカでの開催を望んでいるようで、もしアフリカから候補が出れば決まりそう。2010年はサッカーW杯が南アフリカで開催されるが、サッカーだから(或いはラグビーだから…95年W杯)国民の支持があり開催できたのだろうが、五輪だと意外に候補地が出ない可能性もある(日本の五輪熱は異常...)。

アフリカが出なくとも、シカゴやニューヨークなど複数の都市が立候補を表明しているアメリカや、隠れた大本命(と個人的に考えている)インドのニューデリーなど、ライバルがひしめく。

2009年7月に最終決定されるそうです。

新星登場!?。アビは!?。

2006-04-29 22:30:13 | サッカー
Jリーグ第10節が、明日行われる2試合を残し、終了。

浦和レッズは、大宮アルディージャとの埼玉ダービーを2-0と完勝し、暫定首位に浮上。BSで見ましたが、清水エスパルスに惜敗した前節の後遺症は全く感じさせず(水曜日にカップ戦でアビスパに3-1で完勝。これのおかげか??)、また加速のギアが入った感じ。特に鈴木啓太。終盤にイエロー2枚で退場になってしまったが、彼の運動量と闘争心がチームを支えている。今更ながらだが、選考漏れだったアテネ五輪に、今野とのダブルボランチなら...と思ってしまった。

リーグ戦3連敗中だった横浜マリノスは、低空飛行を続けるサンフレッチェ広島に2-1と辛勝。ここで光ったのが、途中出場のハーフナー・マイク。194cmの長身で、マリノスユース出身。そう、あのディド・ハーフナーの息子だ。ディドはオランダ出身のGKで、日本リーグ時代のマツダから、Jリーグ発足後は名古屋グランパス、コンサドーレ札幌などで活躍。僕らが学生時代は、サッカーマガジンとかに付録で付いている彼の技術特集とかビデオとかを見て、練習していたくらいで、彼のプレーすべてが教科書だった。

特に1993年には日本代表のGKコーチに就任。「ピッチの選手と同じ気持ちで」との理由で、コーチなのにキーパーグローブを付けて試合を見守っていた姿に感銘を受けた。その息子、マイクは、長身を生かしたヘディングで得点をアシスト。徐々に出番も与えられそう。一部では、「平山(オランダ・ヘラクレス)よりもう一段うまい」との評判。今後注目の選手です。今、見たい選手のひとりです。

アビスパ福岡は、今週のカップ戦(ホームで浦和に1-3と敗戦)に続き、鹿島アントラーズに1-4と大敗。先制したものの、結局は4失点...。ニュースで見ただけですが、セットプレーで相手を捕まえることができず失点を重ね、ディフェンスラインにほころびが見られだした。2試合連続での大量失点は気がかり。疲れなどはあると思うが、W杯中断までもうひと頑張りして欲しい。ここで崩れると、せっかくここまで積み重ねてきたものが崩れてしまう。緊張感を失わず、頑張って欲しい。

3日の川崎フロンターレは博多の森へ応援に行きます。頑張れ、アビスパ!!。

ジーコの目標はベスト4!!

2006-04-27 23:51:18 | サッカー
サッカーの日本代表ジーコが記者会見で、「日本代表の目標はベスト4」と言ってました。

「ブラジルには敗れるだろうが」という現実路線のコメントから、「最終的にはベスト4」という大きな目標。個人的には、指揮官は「大きな目標を掲げるべき」と思います。やはり、あまりに現実過ぎると、それを達成してしまうとそこでふっと気が緩む(前回大会も、予選リーグを突破して、落ち着いてしまったことは否定できない)。それ以上行くにも、相当な運と実力が要ります。

日本が初出場した前々回大会(フランス)。大会前に、岡田監督が「1勝1敗1分で予選リーグ突破」というあまりに現実的過ぎる目標を掲げ、それに対する批判も若干見受けられました。まあ、本人はあくまで目安だったのだろうし、初出場だが本気で予選リーグを突破すると意気込んでたのだろうが、やっぱり戦う前から負けることを想定するのは、やはり勝負をする前から負けていたような気がする。

野球の投手が、最初は完全試合を狙い、次はノーヒットノーラン、その次は完封勝利、それでもだめなら完投勝ちと、徐々にハードルは下げていくけど、最初から打たれることは考えないと言いますが、そうでないといけないと思います(まあ、今は「とにかく試合を作る、壊さない」なんてコメントを良く聞きますが...)。

話の回り道をしましたが、ジーコの「ベスト4狙う」宣言は、やる気・本気が感じられるし、世界のトップで戦ってきたメンタリティを感じます。

W杯後にヨーロッパのクラブチームで指揮をとりたいという意向があるようですが、その前に少しでも評価を上げたいという野心もあるだろうし、元来からの負けず嫌いの側面もでているのでしょうが、素直に歓迎し、応援したい。

間違いなく予選リーグは厳しいものになるだろうし、「WBCで運を使ってしまった...」と言われることなく、実力で堂々とまずは最初のハードルを越え、まずは前回大会の壁を越えて欲しい。



パは混戦、セは...。

2006-04-25 23:49:06 | 野球
ジャイアンツ、強すぎる...。今日も、新戦力のパウエルが完投で4勝目。上原だけだったのが、パウエル、内海など新戦力が、そろいも揃ってみな好結果。まあ、それでも、高橋由伸や高橋尚、亀井など、けが人がいるのに、勝っているということは本当に調子がいい証拠でしょう。明日も工藤で勝つんだろうなあ...。

打倒ジャイアンツは、現在2位のドラゴンズより、前年覇者タイガース。チーム防御率が両リーグ唯一の2点台(2.86)。チーム打率も、ジャイアンツ(.282)とほぼ同じ.283。浜中も、両リーグで10号本塁打一番乗り。長いシーズンを考えると、やはり戦力は充実している。5月一杯で、今の6ゲーム差をどこまで縮めるかがポイント。

パリーグは、1弱以外は今のところ横一線。今のところライオンズが走っていますが、松坂、西口、帆足ら先発投手がいい時と、そうでない時の差があり、このまま走るかどうかは疑問。次集団に吸収されるのではないか。吸収するのは、やはりホークス、マリーンズの地力のある2チーム。ホークスは、今日も勝った新垣が4月の月間MVPはほぼ確定。それに、川崎が戦列復帰し、チームががらっと変わってきた。川崎はそれだけいい選手になったということ。これでケガと慢心がない限り、10年はレギュラーでしょう。マリーンズは、バッファローズを1-0と僅差で破り、借金があと1になった。ここもぼちぼち上がってくるでしょう。

バッファローズは、やっぱり清原が1シーズンは持ちそうにない。中村ノリも低打率のまま。平野など投手が踏ん張っているが、ちょっと先行き暗い。まだ、ファイターズの方が状態はいいが、「新庄引退相場」がひと段落するとどうか??。

セはタイガース、パはホークスとマリーンズ、これらの上昇基調が、当面のポイントのようです。

衆院千葉7区補選、民主党勝利

2006-04-24 23:03:47 | 政治・経済
昨日投票日だった衆院千葉7区補選、民主党候補の太田和美氏が当選しました。955差という僅差ですが、勝利は勝利。自民党の松本和巳前衆院議員陣営の選挙違反に伴う補選であり、本来は民主党有利であったのが、偽メール問題で大きな打撃を被り、小沢代表が「全く選挙にならないだろうという状況下」と言ったとおり、自民候補楽勝と見られていましたが、接戦を制しました。

自ら陣頭指揮をとり、従来の無党派層の「風頼み」だった選挙戦術を大幅に見直し、小沢代表は企業廻り、菅代表代行は街頭演説、党所属の全国会議員を総動員するなど、自らの陣頭指揮により勝利をもぎ取り、これで小沢代表の9月再選は確実。かねてから弱点とされている安全保障政策の取りまとめなど、課題も山積しているが、この勝利での浮ついたところも見られず、とりあえず底は脱したよう。

それに引き換え自民党は、はっきり言って「驕り」の塊。特に、陣頭指揮をとった武部幹事長の小ばかにしたような態度。あれで、有権者が付いてくるとでも思っているだろうか?。

公募したところ候補者が多すぎて、決めるのに時間がかかったから出足が遅れ、認知されるのに時間がかかったのが敗因としているが、発言の端々に責任回避がありありと見て取れるし、各地で問題になっている「各県連との軋轢」はこれで更に加速するだろう。極めつけは「最初はグー、サイトーケン」。開いた口がふさがらない。

それに、「前原前代表を辞任に追い込んだのが失敗だった」という久間総務会長の発言も、最大与党のものとは思えない。そのまま泳がしておいた方がいいというのか?。それは戦略としてはありかもしれないが、悪いことは悪いと言わない、勝てば何でもいいと言うのは、政権政党の責任を負っているとはとても思えない。

こんなだらけた自民党にした責任の一端は、民主党の体たらくにある。まだまだ課題は山積みだが、やはり民主党のパフォーマンスには期待したい。