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2位通過狙って大敗指示、そして選手は...

2009-04-10 21:46:15 | サッカー
びっくり仰天するような記事がありました。

新潟県の選抜中学生フットサル大会で、あるチームのコーチを務めていた教頭が選手に故意に大敗するよう指示し、何と選手は6度自陣のゴールにオウンゴールを叩き込んだとのこと。

決勝トーナメントで苦手チームとの対戦を避けたいというありがちな理由。

日本サッカー協会の犬飼会長は「教育者の風上にも置けない」と1年間の活動停止処分を下しました。

勝ち進みたいという思いを指導者それぞれは持っており、明らかにこの教頭は行き過ぎているとはいえ、これとメンバーを落として戦うことと比べて、天と地との差があるかと言ったらそこまではないような気もします。

「6発オウンゴール」と「主力を休ませ控えで戦う」ことの間に「松井秀喜の連続敬遠」があるって感じでしょうか(笑)。

しかし、少し考えたのは、選手はどういう気持ちで6発も自陣に叩き込んだのか?ということ。特にGK出身の私としては、中学の時に一回だけオウンゴールを献上してしまった記憶がありますが(そのシーンは完璧に覚えています)、わざと、しかも6度も入れられるって冗談じゃない!という気持ちにはならないでしょうか?。

今回は中学生ですが、中学生くらいだったらあまり深く考えず言われた通りかなあという気もします。だって、会社員でも上司が右向けと言ったら右向きますもんね。上原も泣きながらペタジーニを歩かせるのですから(苦笑)。

脈略なく書いちゃいましたが(いつものこと?)、確実に言える事はこの中学生選手たちの記憶に一生残るということ。

一発勝負的なところがある社会人とは違い(笑)、将来がある子供達ですからできる限りプラスになる経験をさせてあげたいですよね。