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インドネシア人看護士・介護福祉士の受け入れについて思う

2009-04-24 22:46:14 | 政治・経済
昨日ニュースでちらっとやっていた主題の件。

インドネシアに2年間お世話になった者としては、「頑張れ!」と応援しています。

厚生労働省のHPによると、日本とインドネシアとで締結した経済連携協定の中のひとつとして、平成20年と21年の2年間で介護士・介護福祉士合せて1000名を受け入れると決定し、昨年第一陣として208名が候補者として来日しました。

彼ら・彼女らは、日本人と同じ国家試験に合格しないと日本で働き続けることができません。職場の先輩等に教えてもらいながら勉強に頑張っている姿を映像で見ましたが「漢字の試験だ...」と苦笑していました。

我々日本人でさえ難しい医学用語を、まず読んで理解し、次にやっとこさ問題の内容の把握ということを短期間でやらせるなんて、ちょっとハードルが高すぎやしませんでしょうか?。

日本のこの分野の労働力が足りないことは明らかだし、日本にとってもありがたい話のはず。なのに極端に難しくするのはどうかしていると思います。

例えば、「準」国家試験のようなワンクッションをもうけてこれを2年で取ってもらい、次の3年で国家試験にハードルを上げるとか、やり方を考えるべきです。

実際にお世話をしてもらったお年寄りの話を聞いたことはありませんが、インドネシアの人たちはみなニコニコ明るいですし、子供にもお年寄りにも優しく、日本人に対しては友好的。この仕事には合っていると思います。

ただ、ひとつのことを粘り強くやり続けることはあまり得意でないので(苦笑)、どこまで頑張り続けれるかが心配ですが、私の杞憂をよそに多くのインドネシア人候補者が国家試験を2年でクリアし、活躍することを祈っております。