先日スキーに行った時に、父親が読んでいた雑誌です。
結構中身が面白く、分厚い割には680円と安いので、5月号(4月1日発売)を買ってみました。書店のいい場所に置いてあり、とうとう自分もこんな本を読むようになった、歳とったなあ...と思いました(苦笑)。
発行所は産経新聞社。今は、フジテレビとグループになりましたので、FUJISANKEI COMMUNICATION GROUPのOPINION MAGAZINEとなっています。
産経新聞社は、他の新聞社に比べて地味な印象を受けますが、泣く子も黙る!?夕刊紙の「夕刊フジ」、固定ファンも多いスポーツ新聞「サンスポ」や、最近では女性も読みやすいタブロイドタイプの「SANKEI EXPRESS」を発行するなど独自性を出しており、その月刊誌ということで発売を楽しみにしていました。
ここ最近は出版不況のあおりを受け、週刊誌や月刊誌、コミックなどの休刊が相次ぎ、同タイプの論壇誌の中でも文芸春秋の「諸君!」が6月号をもって休刊になるなど、厳しい状況が続いてます。
さて、その「正論」。
まだ3分の1くらいしか読んでいませんが、筆者がそれぞれの思いや考えを思いっきりぶちまけているという印象。前航空幕僚長の田母神氏の対談や、ローマで失態を犯した中川昭一氏の懺悔文(笑)など、『目玉商品』もあり、中々面白いです。
ただ、ひとつ気になるのは誤字・脱字が多いところ。
たった3分の1ですが、3箇所もありました。別に問題なく読めるのですが、そのあたりはこだわって欲しいなと思います。
来月も買うかはまだ分かりませんが、ぼちぼち読んでいきたいと思います。