僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

深夜の洗濯

2020年10月31日 | 日記
白衣と作務衣を、夜遅くに洗濯しました。
ちろん室内で干します。

この辺りは「野焼き」が盛んです。
早朝から夜中までお構いなし。

鼻緒突く異臭がただよい、
洗濯物を外で干すことができません。

少しでも早く乾くように窓を全開にしました。
夜はしんしんと冷えて凍えそう

冬布団に厚手の毛布にくるまっても震えが止まりません。
それに寒いからトイレにも行きたくなります。

隣の部屋からは母ちゃんのいびきが聞こえてきます。
こっちの気持ちも知らずに、のんびりとして・・・。

とうとう一睡もできませんでした。

母ちゃんにそのことを話すと大笑い。
くやしい。

そろそろ電気あんかをだそうかな。

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「東京レイヴンズ」最終話

2020年10月30日 | Anime
「東京レイヴンズ」最終話を
久しぶりに見ました。

すごく感動的でした。
美しいエンディング。

原作も名作だけど、アニメもいいな。
こういう作品はすごく好きです。

まるで夢の世界にいるみたいで、
時を忘れてしまいます。

そんな余韻に浸っていると
ふとこんな童謡を思い出しました。

夢を忘れたカナリヤは
後ろの山に捨てましょか

いえいえそれはなりませぬ
      「夢を忘れたカナリヤ・作詞 西条八十」

どんなに夢や希望を抱いていても、
それだけでは生きていけないことに気づく時があります。

消えていく夢。
こんなはずじゃなかったのに。

自分を否定されるたびに
自分が自分でなくなるようで・・・・。

世の中は甘くないよ。
そう何度叱られたことか。

その通りだけど・・・。

それでも夢をなくしたくない。
希望を失いたくない、と叫ぶ自分がいます。

レジスタンス。
心の中にある「小さな抵抗」。

さて、もう少し夢の世界で彷徨いましょうか。

ps

「一生そこにいろ! 出てくるな」(母ちゃん)

◆ 参考文献 「東京レイヴンズ」 dアニメストア
      「夢を忘れたカナリヤ」 西条八十

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「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険」

2020年10月29日 | Anime
「かって魔王ハドラーによって苦しめられていた世界は、
 勇者と呼ばれた一人の剣士と仲間たちの手により平和を取り戻した。

 しかしその暮らしも魔王ハドラーの復活により一変する」
                           「dアニメストア」より

「ドラコンクエスト・ダイの大冒険」を見ています。

これって1991年に放送された同名作品と
同じ内容です。

最近リメイク作品が多い。

どれも時代にそくした内容になっているのですが、
やはりオリジナルの方が僕は好きです。

ただこの作品に関しては
リメイク版も魅力的です。

キャラクターデザイン。
リズム感のあるストーリー展開。

これは成功例かな。

ファミコン世代には懐かしくて涙が出そう。
兄弟でしていたなぁ。

思い入れとともに懐かしさでいっぱいになりながら、
毎週楽しみに見ています。

最近のアニメに欠けているもの。
それが何なのかわからないけれど、

リメイク版があふれる現状を見ると、
閉塞感で一杯なんだろうな。

特定の作品で盛り上がるテレビを見るたびに、
違和感を感じてしまう。


僕は変人だから、

たとえ人に注目されなくても
一気に見てしまいたくなるようなアニメに出会いたい。

そんなアニメを待ち続けている。

「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険」。
ホッとする気持ちを隠せない。

◆ 参考文献 「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険」 dアニメストア

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未来

2020年10月28日 | 日記
「君、悪いけどさ。
 もうすぐ母親の年回忌法要があるんだけど、
 導師をしてくれない?」


「へっ?」
一瞬、景色が白黒に変わりました。

いつもお手伝いに行っているお寺様です。
常日頃から助けていただいています。

ここはもちろん「わかりました」だけど・・・。

「私みたいな下っ端が導師を務めたらまずいでしょう?
 もっとふさわしい人がいますよ」

恐れ多い。そう思いました。
周囲の人もそう思うに違いない。

これは断言できます。

聞けば親戚のお寺様もたくさんいらっしゃるみたい。
完全に役不足ですよ、本当に。

浮きまくって、ピエロだよ。

「いいから、頼むね」
これ以上固辞すると機嫌を損ねちゃう。

失敗しますよ。絶対に。

母ちゃん曰く。
「あなたじゃ無理。早く断りなさい」だもんね。

恐ろしい未来しか見えてこないよ。

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やってられるか!

2020年10月27日 | 日記
長年生活をしていると、
どうしても不用品が出てきます。

子供の衣類。勉強道具。制服。

その子供部屋に僕の不用品が加わって、
山のような荷物が集まってしまいました。

「女の子の部屋にガラクタを入れないで!」
部屋をのぞくたびに家内がため息をつきます。

何度も繰り返された光景。
それでも荷物は増えていく。

とうとうゴンキチを動員して
強制撤去が始まりました。

「あなたがいつ死んでもいいように。
 生きているうちに片づけないとね」

強権発動。
恐ろしい言葉ともに埃が舞いあがる。

霧にかすむゴンキチの部屋。
夜霧よ今夜もありがとう、なんて言っている場合じゃありません。

「これいるの? 」

電化製品の説明書。長靴。
時代遅れの洋服。CDやDVD。

大事にしているといえば聞こえはいいけど、
要するに「捨てられない鋲」だよね。

貧乏性もここまでくると病気です。

二十数個の大きなゴミ袋を車に積んで。
処分場まで二往復。

ようやくきれいになりました。

「ばか! まだたくさん残っているわよ」

今母ちゃんは、気晴らしのお買いもの中。

「こんな生活、やってられるか!」

貧乏くじを引いちゃった。
甲斐性なしはもういらない。

横目でにらむ顔が怖いよ。

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