節目の日

三月31日

明日から
新年度が始まります

寒冷地仕様の作務衣も
四季兼用に衣替えです

紳士用のソフト帽も
張るように交換です

春と秋が亡くなった今の日本

味わい深い風景を
なつかしく思いながら

夜の訪れを迎えている

お気に入りのドラマの終了を
惜しむ母ちゃん

子供たちの成長に喜びながらも
どこかさみしさを抱く親たち

今日は人生における
節目の一日なのだ

僕は何をしている？
新しい明日はあるの？

平凡な毎日というのは
悲しいことなのか

それとも嬉しいことなのか

花が咲いている

九州に月忌回向の
お手伝いに行きました

6時30分にお寺を出発

あたりは明るくて
日の出が早くなりました

檀家さんとお話をしていると
話に熱が入り

予定時間を過ぎてしまい
車で待っている家内に

叱られます

「車で待つ人のことを
　少しは考えてよ」

気まずい雰囲気を
ごまかすように

愛想笑いをしている自分が
どこか悲しい

木蓮の花が咲いている

桜のつぼみがほころび始めて
明日の桜まつりは
無事にできそうです

雨が降らなければいいな

勘弁して

人の話を聞かない人

自分の言うことが正しいと
主張する人

まくして手てくる言葉に
息が詰まる

どうしてこうなのだろう

どうして
人の話を聞かないのだろう

挙句の果てに
別の話題を持ち出して

避難してくる

ここは国会ではありません
私は国会議員ではありません

うんざりするよ
もうかんべんしてほしい

ps

なんて書いていたら
子供からのメッセージが届く

優しい文面に
こわばった心がやわらぐ

人を傷つけるのも人間
人を救うのも人間

同じ人間なのに
難しい

黄砂

黄砂がやってきた

来るものフロントガラスに
砂が付着する

雨だから
余計に気持ち悪い

鬼子母尊神祭の
お手伝いに行く僕の作務衣に

砂交じりの雨が
しみこんでいく

明日は
もっとひどくなる

雨の降り続く
鬼子母尊神祭

気合を入れて
頑張りました

ps

「〇〇君
　みんなとお経がずれてるよ」（住職）

旅立ち

ゴンキチが転勤します
今日は旅立ちの日です

遠くに行くから
気軽に帰省することは

出来なくなりました

ナオキチにも
さよならを言うように伝えました

母ちゃんが
「見送りに行こうか」とさみしそう

子供には
子供の人生があります

寂しいからと言って
引き留めることはできません

僕たちも歩いてきた道です

おめでとう、と言って
笑って見送りましょう