僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

「こんな風に終わるもの」

2018年01月31日 | Music
お願いあの場所だけには
新しい彼女を連れて行かないで

あの場所だけが鉦塀してくれる
あなたが私を愛していたと
             「こんな風に終わるもの」 小谷美砂子

確かこの曲、コブクロがカバーした。
小谷さんバージョンも好きだけど、コブクロも好き。

昔、ギター片手に歌っていた。
夕食後に・・・。

家族からは、「うるさい。静かにしろ」と言われた。
でも、夕闇が迫り、薄暗くなった部屋で歌うこの時間は、大切だった。

一人が、好き。
そして、失恋の歌が好き。

現実の世界に、僕の心はなく。
本や、歌の世界に生きていた。

だから、僕は失恋するのか。
なんて、若いころ真剣に考えていた。

不器用な、女性。
言いたいことがあるのに、言えない。

ギターのコードを奏でるたびに、幻が浮かび上がる。

泣いて追いすがるのが、失恋だと思っていた。
だけど、淡々と受け入れる失恋もあるのか。

強がり・・・。


もう一度やり直そうと言いだすには
あまりにも強さと広さと勇気が足りない

恋はこんな風にして終わるもの


こんなに、可愛い女の子なのにね。
失恋してしまうのか。


◆ 参考文献 「こんな風に終わるもの」 小谷美砂子 歌ネット

生きる

2018年01月30日 | Wish
昨日紹介をした、

♪マリア様のこころ それはサファイア♪を、

「リリアン女学園の校歌」とご紹介をしましたが、誤りでした。
幼稚舎で最初に覚える歌で、

「マリア様のこころ」と言います。

すみません。


九州へ、月忌回向のお手伝いに行きました。
お経が終わった後、檀家さんが言いました。

「年末に、娘婿が手術をして、大変だったわ」

私は、言葉を選んでお尋ねをしました。

「どこが、お悪かったのですか?」

一瞬の、沈黙。

「心臓・・・。
 大動脈解離」

私は、息を飲みました。

「製薬会社に勤務していたのだけど、
 営業先の病院で倒れてしまって、

 救急車で、大学病院へ搬送されたの。
 処置が早かったから、生命に別条はなかったのだけど・・・」

脳梗塞を発症してしまいました。

生真面目な、仕事人間。
気持ちの行き場を失い、奥様に怒りをぶつけることが多くなりました。

「娘が言うの。
『病院の駐車場で、大声で泣いた』って・・・」

私は、黙って聞くしかありませんでした。
そして私は、自分の経験をお話ししました。

黙って聞いていた、お母さん。
やがて、ゆっくりと口を開きました。

「ありがとう。
 娘に、伝えておきます」

私たちは、人生の中で、たくさんな出来事に出会います。
小さな喜びもあれば、人生を左右する悲しみもあります。

そんなとき、どうすればいいの?

その答えは、無限にあります。
ある意味、正解なんてありません。

人それぞれの考え方が違うように、求めるものも違います。

ただ私は、20年間苦しんだ結果、
「あきらめる」ことを知りました。

あきらめる、こだわらない。

健康な時の自分を基準にするのではなく、
現在の自分を基準にして、対応していく。

どうして生きていけばいいのか、わからないのなら、
探しに行けばいい。

探し物が見つからないのなら、人に尋ねるといい。
探し物は、そこかしこにあります。

要は、それを自分が見つけられるか、見つけられないかだけ。

「苦しいときは、奥様がやさしく抱いてあげて、
 背中をなでてあげてください。

 それだけで、楽になります」

家族が助け合って、生きていく。
ただ・・・それだけ。

それの繰り返し。

どうか、笑顔になれますように。

私は、胸に手を当て、祈りました。

「マリア様がみてる」

2018年01月29日 | Book
今、ラジオから「ラジオ・ドラマ」が流れている。
この番組、好きなんだよね。

こういうのも、声優さんが担当するのかな?
男女の些細な、会話が情景を描いていく。

点字の勉強会の後、好きな小説の話をしました。
先生は、「東野圭吾さん」のファン。

僕は・・・「マリア様がみてる」の著者、今野緒雪さん。

「マリア様がみてるって、どんな小説なの?」
コーヒを口に運びながら、先生が尋ねました。

「え~っと、ですね・・・」
それから、延々と「マリみて」の説明が始まりました。

「へぇ~、それで?」
目を輝かせて、耳を傾ける先生。

すごく、聞き上手です。

福沢祐巳と、小笠原祥子の、ロザリオの授受のシーン。

説明に熱を帯びる、私。
思わず身を乗り出す、先生。

♪マリア様のこころ それはサファイア♪
♪私たちを飾る 光るサファイア♪

とうとう、「マリア様のこころ」まで、披露してしまいました。

恥ずかしかったけど、時にはこんな会話も楽しい。

「今度、点字の教材にしようかしら」
コーヒカップを受け皿に置きながら、つぶやく先生。

暖かな、部屋。
ほんの、ささやかな時間。

幸福って、こんな瞬間なのかも。


◆ 参考文献 「マリア様がみてる」 今野緒雪著 コバルト文庫

「10年桜」

2018年01月28日 | Music
「見て!
 桜の花が、きれい」

車で帰宅著中、家内が叫びました。

「えっ、どこに咲いてるの?」
私は、窓の外に、目を向けました。

でも、どこにも桜の花は咲いていません。
それより、今の季節に、桜の花が咲くのかな?

緋寒桜・・・?

「あなた、寝ぼけているの?
 ほら、あれよ・・・」

家内が指さす方向を見れば、なんとそこには・・・。

私の車と並走する、電車のボディに、桜の花が描かれていました。
満開です。

きれい。
薄紅色の桜の花が、一面に咲き誇っています。

車窓を流れる、景色。
山や小川・・・。

色とりどりの景色の中で、桜の花が咲いている。

やがて、線路はカーブを描き・・・。

つかの間の、春の訪れ。


どこかで桜の花びらが
はらりと風に舞うように

誰にも羽ばたく時が来て
一人きりで歩きだすんだ
            「10年桜」 AKB48


小学校の卒業式。
僕たちは、在校生の拍手に包まれて、校舎を後にした。

校門を出て、後ろを振り返る。
クラスメイトの、泣き笑いの顔がある。

今日で、お別れだね。
心に刻み込むように、一人ひとりの泣き顔を見つめる。

彼女は、右で、
僕は、左。

歩き始める、道はちがう。

でも、僕は忘れないよ。
君と歩いた、六年間を。

だから、君も・・・。


10年後にまた会おう
この場所で待ってるよ

今よりももっと輝いて・・・



遠ざかる、電車。
終着駅は、まだ遠い。

泣いたり、笑ったり。

電車の後ろ姿を目で追いながら、
私の心は、いつまでも桜吹雪に包まれていました。


◆ 参考文献 「10年桜」 AKB48 歌詞タイム

星祭り

2018年01月27日 | 日記
明日は、先輩のお寺に、星祭りのお手伝いに行きます。

節分と立春。
暦の上での、年越し。

どうか今年一年、幸せでありますように・・・。
多くの人たちの思いを感じながら、心を込めて祈ります。

星祭りの、もうひとつの楽しみは、福引です。
テレビ、自転車、電子レンジ、温風ヒーター・・・。

当たった人たちの、嬉しそうな顔。

だって、お寺でお経を唱えた、品物だから、
お店の商品とは、一味違います。

僕のお財布は、空っぽだけど、
檀家さんの嬉しそうな顔を見れば、それだけで満足。

明日は、頑張るぞ。

ps

昨日、アニメ「あの花・・・」のことを思い出したせいで、眠れなかった。
このアニメは、僕にとって特別なもの。

しばらく、眠れない日が続きます。



ねぇ、あなた。
張り切るのはいいのだけど、「どんと焼き」の火の粉で、法衣を焼いてこないでよ。(家内談)