さようなら

三月最後の日
あっという間の一ヶ月

日にちが立つのがすごく速い

過ぎ去る時間に
どこか哀しくなるのは僕だけ？

バラの花壇の草取りをしました
肥料もあげました

庭の沈丁花も盛りを捨て
花桃が咲いています

明日は家内のディサービスで
花見があります

でも月忌回向の車間の運転で
参加できません

「月忌回向と私の仕事
　どっちが大切なのか

　あなたにわかる？」

そりゃ、お寺の・・・

キットにらむ母ちゃんに
言葉を続けることができません

明日から四月
新しい一年の始まりです

新入生、新社会人
真新しい季節が始まりです

失意

九州へ月忌回向の
お手伝いに行きました。

朝六時にお寺を出る時は2℃
一時間後の九州では14℃

作務衣の下に来ていた
厚手の肌着を脱ぎました

こんなに気候が違うなんて
やっぱり九州は暖かい

最初にお伺いした檀家さんは
飲食店を経営しています

そこに先日引退したばかりの
前市長が後援会の人たちと

二度ほど食事に来たとのこと

後継者として応援していた
候補が敗れ

失意の引退

「話しかけても返事がないし
　反応もないのよ

　なんかぼーっとしているみたい」

さみしそうに
背中を丸めている姿に

見ている方が
心配になるそうです

夫婦で旅行でも
趣味でもあればね

なんて思うのは
庶民の考えなのでしょうか

氷河期

母ちゃんが食事を作る
僕はその横でテレビを見る

「邪魔だからあっちに行って」

そう言われても
ストーブの前から離れたくない

「ここは私の部屋よ
　あなたは邪魔なの」

冷え切った夫婦の関係

倦怠期を通り過ぎて
氷河期です

凍えそうな寒さに
僕の心は凍りつく

ps

ヒュギュア世界選手権

宇野昌磨さんの
コメントが気になる

いつもなら聞き流す言葉が
妙に心に引っかかる

引退するの？

初夏

近所のお寺様へ
鬼子母尊神祭のお手伝いに行きました

礼儀として
お神酒を持参します

いつもお世話になっています
心を込めてお供えします

車の中は初夏の装い

春夏兼用の作務衣では
汗ばむくらい

東京は寒い、と
ニュースで言っています

ここは別世界？

お寺の中庭の「苔」も
水分補給が大変です

季節は初夏に突入です

春の陽射しの向こうには
入道雲が待っている

ps

故障したプリンターは
修理に出すことになりました

新しい機種を
買わなけれビ良いのに

なんて言わないでね

新しい機種が
使い勝手が悪いので
（すみません）

朱里をすることにしました

来年になると
修理対象外になります

だから今のうちにね
7年間頑張ってくれました

感謝の気持ちを込めて
大切に使います

散りゆく桜

満開の桜の花が散り始めました
ちょっとさみしい

ゴンキチに話すと

「今年の桜の花を見ていない」
と嘆いている

量と職場の往復で
外に出ることがありません

葉桜も良いものですよ
ゴンキチ

テレビで花見の模様を放送していた
お酒を飲んで宴会をしている

三年ぶり
すごく楽しそう

実家の桜通りも
今年はお祭りがありました

あいにくの雨の中
商店街の人たちが

出店の準備をしています

「雨が降って気温が下がると
　ビールやジュースが売れないの」

出店担当の檀家さんが
心配顔です

色んな心配はあるけれど
人の笑顔はうれしい