人とのつながり

今日、二回目の更新です。

お昼から、あるお寺様の新年祝祷会のお手伝いに行きました。
法要の後、食事会に参加しました。

このお寺様は、私を福岡から山口へ呼んでくださった方です。
今まで、たくさん助けてくださいました。

俺がいるから、大丈夫。
この言葉は、殺し文句です。

耳ざわりのいい言葉を発して、人をその気にさせて、
何も手を差し伸べてはくれない。

世の中では、当たり前のことです。
でも、それを信じた人のとっては、裏切られたという思いがあります。

私を呼んでくださったお寺様は、
この25年間、私を助けてくださいました。

本当に感謝しています。
今の私があるのは、この方のおかげです。

人との、縁。
それは、時として自分の人生を左右するほど、大切なものです。

要領のいい人間は、たくさんいます。
要領が悪いと、辛い思いをたくさんします。

でも、そんなうわべのメッキは、いつか消える時が来ます。
化けの皮は、はがれてしまう。

人と人との、つながり。
それは、自分の誠意です。

自分の拙さ。醜さ。
しべてをさらけだして、初めて人とのつながりは生まれる。

醜いのが、人間です。
自分勝手なのが、人間です。

傷つけ、傷つけられて、その先に見えるもの。
そこから生まれる、なにか・・・。

そうやって、人とのつながりは生まれてくる。

今日は、お酒に酔いました。
でも、すごく有意義な時間でした。

人とのふれあい。
それは、すごく楽しくて、大切なもの。

1月1日。
今日から、新しい私の時間が始まります。

「亥年」 星降る街

新年あけまして、おめでとうございます。
今年も、よろしくお願いいたします。

私も今年で、〇〇才になります。

もうこの年齢になると、お正月が来ても、
「また、ひとつ年を取った」という、もの悲しい気持ちになるから、不思議です。

いやですね。
年を取るって・・・。

「だめだ。だめだ。新年早々愚痴をこぼして、どうするんだ」。
なんて、自分を戒めながら、この文章を書いています。

今年は、亥年。
イノシシ年です。

寅年生まれの女性は、気が強い。
巳年の人は、執念深い。

なんて、とても失礼？な俗説があります。

その例えで言えば、亥年生まれの人は、
人の言うことを聞かないで、突っ走る。

そういえば、亥年生まれの家内の日ごろの行動を見ていると、
あながち嘘でもないかな、って思ってしまいます。

でも、言い換えれば「目標に向かって努力をする人。
頼りになる人」とも言えます。

だから、亥年生まれの人は、怒らないでくださいね。

実際、トリ年生まれの私は、
小さな困難でも大騒ぎをして、人に迷惑をかけます。

イノシシ年生まれの家内は、
時には失敗することもありますが、自分の力で切り開いていきます。

もちろん、不甲斐ないのは、
トリ年のせいではなくて、私の性格なのかもしれません。

それでも、目標に向かって、努力をする大切さを教えてくれます。

人は、毎年年を取ります。
当たり前のことですが、身体も動かなくなり、不安も大きくなっていきます。

まして、色々なことが起きるのが人生です。

大切な人を失う、さみしさ。
受験や就職に失敗した、後悔。

劣等感・・・。

目に映るのは、苦しみばかり。

私自身、苦しみを抱いて生きています。

そして、二十年間考え続けて出た答えは、
「起きたことは、しかたがない」でした。

後悔しても、愚痴を言っても、何も変わりません。
悲しいと思っている限り、笑顔にはなれません。

だったら、今の気持ちを抱いたまま、
新しい目標に向かって、生きていくしかありません。

やるべきことは、目の前にあります。

亥年は、戌年でたわわに実った果実が種子となり、
エネルギーを蓄えて、次の世代へと向かう準備をするという、一年です。

新しい季節に向かって歩みだす、準部。

今年は、平成最後の年です。
天皇陛下が退位され、新しい時代が始まります。

慌てず、くじけず、一歩ずつ。
新たな目標に向かって、私と一緒に歩んでいきませんか。

皆さまの笑顔を思い浮かべながら。
今年一年、どうかよろしくお願いいたします。