僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

頑張れ

2016年11月20日 | Wish
77日忌の、ご法事に行きました。

これが、ひとつの区切りになります。
心を引き締めて、お経を読みました。

遺影のお顔は、笑っています。

  今、何を考えていますか?

何かを言いたげな微笑みに、私は問いかけていました。

決してあと戻りすることのできない、境界線。
その境を越えると、人は眠りにつく。

永遠の別れ。
できることなら、夢であってほしい。

もう一度、逢いたい。

心の叫びが、聞こえて来ました。

この世界は、なんて残酷なんだろう。
なんて、冷酷なんだろう。

心の痛みの前では、どんな言葉も無力だと知りました。

でもね・・・どんなに深い悲しみの中にも、救いがある。
かすかな、光がある。

いつか、前を見つめる日が来たなら、その光に触れてごらん。

お母さんはね、

 「あなたたちは、私の自慢の子供。
  だから、大丈夫だよね。

  元気に生きていけるよね。」

て、言っている。

いつか、また会える。
この世で、まためぐり会うことができる。

その時、あなたたちならわかるはず。
お母さんと会えたって。

どうか、そのことに気づくことのできる、自分でいてください。
お母さんのささやきを、聞き取れる人でいてください。

涙、涙のご法事だったけど、
おじさんも応援しているよ。

頑張れ。


  

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