郷里のお寺のお手伝いに行きました。
その中に、お寺のお世話をしてくださっていた、お宅がありました。
今日が、37日忌です。
祭壇には、懐かしいお顔がありました。
お久しぶりです。
私は、心の中で話しかけました。
先代の父親が住職をしていた、時代。
熱心に、お寺のお世話をする方々がいました。
法要など、お寺で行事があるときは、裏方として動いていました。
大みそかの除夜の鐘の時には、寒空の下、鐘楼堂の周囲で、
夜遅くまで、お詣りの来られた方の接待をしていました。
時の流れとともに、一人減り、二人減り、最後まで頑張っていたのに。
シンと静まり返った、部屋。
普段は、この家には誰もいないとのこと。
さみしいですよね・・・。
お子さんたちには、それなりの事象があるのかもしれないけれど、
どこかもの悲しさを感じました。
夏休み。
お盆経に、僕はやってきた。
庭先では、風鈴の音がする。
ローソクの灯り。
お線香の匂い。
おじさんと、おばさんが、僕の後ろで手を合わせる。
僕は、緊張しながら、お経を読んだ。
夏休み。
思い出の中の2人は、いつまでも笑っていた。
その中に、お寺のお世話をしてくださっていた、お宅がありました。
今日が、37日忌です。
祭壇には、懐かしいお顔がありました。
お久しぶりです。
私は、心の中で話しかけました。
先代の父親が住職をしていた、時代。
熱心に、お寺のお世話をする方々がいました。
法要など、お寺で行事があるときは、裏方として動いていました。
大みそかの除夜の鐘の時には、寒空の下、鐘楼堂の周囲で、
夜遅くまで、お詣りの来られた方の接待をしていました。
時の流れとともに、一人減り、二人減り、最後まで頑張っていたのに。
シンと静まり返った、部屋。
普段は、この家には誰もいないとのこと。
さみしいですよね・・・。
お子さんたちには、それなりの事象があるのかもしれないけれど、
どこかもの悲しさを感じました。
夏休み。
お盆経に、僕はやってきた。
庭先では、風鈴の音がする。
ローソクの灯り。
お線香の匂い。
おじさんと、おばさんが、僕の後ろで手を合わせる。
僕は、緊張しながら、お経を読んだ。
夏休み。
思い出の中の2人は、いつまでも笑っていた。