ごんぎつねの独り言 ~技術士試験(建設部門:道路、総合技術監理部門)の受験記録・ブログ~

不器用で、愚直で、貧乏くじを引くのが大得意な "ごんぎつね" が本音で綴るブログ。 恐縮です(^^ゞ

総監 選択科目による格差?

2009年10月22日 | 技術士(総監)
 
以前、平成20年度 技術士第二次試験の統計情報を 簡単な分析を加えながら、数回に渡って掲示したことがある。
総合技術監理部門に関しては、以下のとおり記した。

選択科目別 (総監(建設))
フェーズ別 (総監(建設上位5科目))  ※総監の建設関連上位5科目のフェーズ別推移

総合技術監理部門の課題は20部門の選択科目とリンクさせてしまっていることだと思う。
そのために、合格率のバラつきが説明しづらい程度まで大きくなってしまっている。

当然、現行の制度・運用の中で取り組んでいくしかないので、
私にとっての総合技術監理部門の位置づけ、優先順位、力の入れ方などを踏まえ、2009年4月16日のエントリーに記した 受験スタンス に行き着いた。

さて、H20年度の総監の結果がH21年度試験に与える影響を冷静に分析しておきたい。

冒頭の図表の"シミュレーションA"は、H20年度の総監(建設-道路)の合格率をH20年度の総監の平均並みとした場合。
平均並みならば、実際は不合格と判定された受験生のうち、筆記で21名、口頭で2名は合格していたことになる。

その23名はH21年度試験に挑む可能性は高く、その受験生は、昨年度時点で平均的には合格レベルにある。
H20年度と同等の傾向と仮定すると残りの合格者の枠は26名なので、対受験者合格率は 5%程度となってしまう。
非常に厳しい。

一方、比較して申し訳ないが、
総監(建設-土質および基礎)の場合は昨年度の対受験者合格率は 24.5%なので、昨年度時点で実力のある多くの受験生は既に合格していると思われる。
そうなると、H21年度は前年度の影響はあまり受けない。

5%と24.5%、単純には比較できないものの、差が大きい。

"シミュレーションB"はH20年度の総監(建設-道路)の合格率をH20年度の総監(建設-土質および基礎)並みとした場合。
平均並みならば、実際は不合格と判定された受験生のうち、筆記で47名、口頭で5名は合格していたことになる。

そうなると、2倍以上の合格者数であり、実際の不合格者のうち上位成績の受験生の多くも合格していたことになる。
そうなると、、、

難易度において、受験年度別の格差 に加え、選択科目別の格差が生じないように期待したい。


お詫び:
なるべく隠さずに、本音で、素直に記しています。
トップコンテンツの 「スタイル」 に記した理由によるものです。
本人以外には興味がない内容、時には不快な表現を含んでいると思いますが、ご容赦いただけると幸いです。

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