ごんぎつねの独り言 ~技術士試験(建設部門:道路、総合技術監理部門)の受験記録・ブログ~

不器用で、愚直で、貧乏くじを引くのが大得意な "ごんぎつね" が本音で綴るブログ。 恐縮です(^^ゞ

総監 択一式問題の過去問

2009年08月09日 | 技術士(総監)
 
総合技術監理部門の受験を決意!  ※ 総監受験のスタンス
総監 択一式問題の難易度
総監 択一式問題の過去問
総監 H21択一式問題の解答状況
総監 H21択一式問題の正答
総監 H21択一式問題の結果分析
総監 H21択一式問題対策での割り切り


冒頭の表は、私が択一式問題の過去問を解いた際の正答率の一覧。
各年度における正答率に加え、5つの管理項目別の内訳を示した。

実は、歪んだ捉えられ方をされる可能性を排除できないので、掲示するかどうかについて相当に悩んだ。
しかし、トップコンテンツの「スタイル」に記したとおり、なるべく脚色のない事実とともに、自分の弱さ、本音も交えて素直に記すということを貫くため、
記すことによって、これから取り組む方にとって反面教師として活かすことができるという思いがあるため、
加えて、本ブログにアクセスされる方々は同志であり、人徳のある方ばかりであると信じているため、赤面の思いで、掲示することにした。
試料としては N=1 に過ぎないが、定量的なデータが把握できていると思う。

総監の勉強を始動したのは、5月20日
まずは、始動直後の普段力を知るために、5月24日 にH19年度、H20年度の過去問を解いた。
結果は、5つの管理項目でいうと、社会環境管理はボロボロ。
経済性管理は、工場における生産を意識した用語が主に使われていおり、私にとっては馴染みがないため注意が必要だと感じた。
人的資源管理、安全管理は、本質を捉えた素直な問題が多いように思えた。
一方、情報管理は私の第2の専門領域なので、概ね問題なさそうだと感じた。

5時間程度の勉強を追加して、6月14日 にH18年度の問題を解いたところ、やはり、社会環境管理がネックであることが把握できた。
そして、H19年度以降に問題の難易度がアップしていると感じた。

更に5時間程度の勉強を追加して、6月21日 にH13年度の問題を解いたところ、とても素直でベーシックな問題が多いように感じた。
「可能な限り基礎的・基本的問題」を作成すると、こんな感じになるのだと思った。

その後、20時間程度の勉強を追加して、7月25日 にH14年度の問題を解いたところ、運も味方して 100%の正答率となった。
やはり、素直でベーシックな問題が多いように感じた。

この間の勉強は、インプットに注力し、アウトプットの対応はしなかった。
インプットにおいては、普段力の向上、業務への寄与といった観点での勉強に注力した。
考え方の再整理ができ、実践にも役立つような勉強になったと思う。
しかし、試験のための勉強、実践では使わないようなマニアックな勉強はやらなかったので、択一式問題の点数アップにはあまり繋がらなかったと思う。

日頃の業務において、最小のインプット(リソース)で、最大のアウトプット(成果)を出すということを繰り返し実践している。
そのため、記述式問題のための改めての論理的考察力、課題解決能力等のアウトプットの対策はバッサリと切り捨てた。
所謂、ぶっつけ本番での対応である。
一方、業中に知識をインプットする時間的な余裕がないので、詳細な部分の知識が不足している。
判断において必要な普遍的な事項の理解・応用に重点を置き、瑣末なことは必要な時に調べればいいという感じでメリハリをつけて対応していることも要因。
あぁ、あの本のあそこに載っているといったことはわかるし、時々、見直しがされるような類のレベルなので、こと細かく覚える優先順位は低い。
そういった、自分自身を知っての対策であり、迷いは一切なかった。
ただ、逆に、日頃の業務を時間をかけて進めることができる環境だが、実践が不足しているといった方もいると思うので、ひとそれぞれなんだと思う。

そして、ブログには記載しなかったが、7月28日にH15年度問題を解いたところ、90%の正答率であり、社会環境管理の知識も向上してきたことが確認できた。
なお、時間的な余裕がなかったので、H16年度、H17年度の問題には取り組んでいない。

こういった流れで、試験のための背伸びをせずに、普段力の弱点を知り、わずかながらも弱点を補強したうえで、H21年度試験に挑んだ。
H21年度の解答の状況について別途、投稿する。


お詫び:
なるべく隠さずに、本音で、素直に記しています。
トップコンテンツの「スタイル」に記した理由によるものです。
本人以外には興味がない内容、時には不快な表現を含んでいると思いますが、ご容赦いただけると幸いです。

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