新年度になり、技術士 第二次試験の受験申込受付が始まりました。
技術士試験の価値、事情は 十人十色。
それぞれが、自分の心の赴くまま、悔いのないように取り組めばいいと思います。
H19年度以降の技術士試験の一番の対策は、 「志」 や 「使命感」 を持って、公益を意識して業務に邁進することだと思います。
そして、資格それ自体より、取得するまでのプロセスこそが貴重な財産になると思います。
私は、普段力(地力) を客観的に測定・検証し、自分自身を更に成長させる一助として、技術士試験 を活用しました。
技術士試験の受験を通して、自分自身の普段力 の弱み・強みを明確にして、弱い部分を補強し、強い部分は更に強くするといったイメージです。
心の奥底には、そういった取り組みを通して、科学技術の向上と 国民経済の発展に少しでも寄与したいという不器用な思い、
そして、貧乏くじを引いても構わない、少しくらい お腹が減っても構わないので 正しい道を歩みたいという愚直な思いがありました。
担当する業務が極めて忙しく、技術士試験の受験準備に充てられる時間は限定的でした。
とりわけ、技術士(総監)は合格を急ぐ必要もありませんでしたので、 普段力(地力) で挑む ことを基本戦術としました。
技術士(総監)の制度運用の悲しい実態 を知ったことも戦術の選択に影響しました。
正義感が強すぎ、貧乏くじを引くことが多いのですが、判断に悔いはありません。
ブログには 一人の受験生の独り言として、あくまで一人称で、自分自身が考えたこと、悩んだこと、行動したことを 本音で記録しました。
そして、それこそが私自身が受験を始めるにあたって、一番知りたかったこと だからです。
結論や答えだけを人は聞きたがりますが、そこに行きつくまでのプロセスを体験した場合と、答えだけ知った場合とでは物凄く意味が違ってくると考えています。
取り組むにあたって勝手に想定した取組みのベクトルを軌道修正するうえで先人たちの取り組みが役に立ちました。
自分の内心に向かって不器用かつ愚直に書き連ねてきました。
飾らずに、自分の弱い面、醜い面もさらけ出して書くことが、多忙のなか、最も効率の良い方法でもあったのです。
他人を意識してカッコよく書いてきた訳ではないので、見苦しい面が 多々あるかと思いますが、ご容赦いただけると幸いです。
反面教師 として、自ら気づいていただく手助けになる部分が 僅かでもあれば、恥ずかしさが和らぎます。
さて、私はというと、当面の間は受験しません。
私自身が技術者として必要だと考えた 資格の取得 が済んだからです。
時間に限りのある たった一度の人生なので、 自分自身の優先順位 に従って、真にやるべきことを実行します。
本ブログは 「独り言」 のスタイルの理由 に書いたとおり、技術士(建設、総監) の取得という目的地までの 旅日記 のようなものです。
目的地に到着してブログを始めた目的を達成したこと、また、目的なく続けると情報管理上のリスクが上がることから、
これにて 「ごんぎつねの独り言」 の 完結 とさせていただきます。
険しく長い旅 を踏破するためには、モチベーションの維持が最大のポイント でした。
旅の途中、同志 の皆さまから 温かい励まし、力添えをいただきました。
お陰様で 楽しみながら克服できました。
改めて感謝申し上げます。
2年間余り、大変お世話になり ありがとうございました。
皆さまの ご健康と 今後ますますのご活躍を 祈念いたします。
追伸:
完結にあたって、私の心に深く残っているスピーチの一部を記します。
2005年6月12日にスタンフォード大学卒業式で スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs) が行ったスピーチです。
Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address
Text
翻訳
about death.
死に関するお話です。
When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right."
It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself:
"If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?"
And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.
私は17の時、こんなような言葉をどこかで読みました。確かこうです。
「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。そうすればいずれ必ず、間違いなくその通りになる日がくるだろう」。
それは私にとって強烈な印象を与える言葉でした。
そしてそれから現在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けるのを日課としてきました。
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」。
それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。
Remembering that I'll be dead soon is the most important tool I've ever encountered to help me make the big choices in life.
Because almost everything — all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure -
these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important.
Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose.
You are already naked. There is no reason not to follow your heart.
自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。
これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。
何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…
こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。
そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。
自分もいつかは死ぬ。
そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。
君たちはもう素っ裸なんです。
自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。
Stay Hungry. Stay Foolish.
不器用であれ。 愚直であれ。
Thank you all very much.
ありがとうございました。
技術士試験の価値、事情は 十人十色。
それぞれが、自分の心の赴くまま、悔いのないように取り組めばいいと思います。
H19年度以降の技術士試験の一番の対策は、 「志」 や 「使命感」 を持って、公益を意識して業務に邁進することだと思います。
そして、資格それ自体より、取得するまでのプロセスこそが貴重な財産になると思います。
私は、普段力(地力) を客観的に測定・検証し、自分自身を更に成長させる一助として、技術士試験 を活用しました。
技術士試験の受験を通して、自分自身の普段力 の弱み・強みを明確にして、弱い部分を補強し、強い部分は更に強くするといったイメージです。
心の奥底には、そういった取り組みを通して、科学技術の向上と 国民経済の発展に少しでも寄与したいという不器用な思い、
そして、貧乏くじを引いても構わない、少しくらい お腹が減っても構わないので 正しい道を歩みたいという愚直な思いがありました。
担当する業務が極めて忙しく、技術士試験の受験準備に充てられる時間は限定的でした。
とりわけ、技術士(総監)は合格を急ぐ必要もありませんでしたので、 普段力(地力) で挑む ことを基本戦術としました。
技術士(総監)の制度運用の悲しい実態 を知ったことも戦術の選択に影響しました。
正義感が強すぎ、貧乏くじを引くことが多いのですが、判断に悔いはありません。
ブログには 一人の受験生の独り言として、あくまで一人称で、自分自身が考えたこと、悩んだこと、行動したことを 本音で記録しました。
そして、それこそが私自身が受験を始めるにあたって、一番知りたかったこと だからです。
結論や答えだけを人は聞きたがりますが、そこに行きつくまでのプロセスを体験した場合と、答えだけ知った場合とでは物凄く意味が違ってくると考えています。
取り組むにあたって勝手に想定した取組みのベクトルを軌道修正するうえで先人たちの取り組みが役に立ちました。
自分の内心に向かって不器用かつ愚直に書き連ねてきました。
飾らずに、自分の弱い面、醜い面もさらけ出して書くことが、多忙のなか、最も効率の良い方法でもあったのです。
他人を意識してカッコよく書いてきた訳ではないので、見苦しい面が 多々あるかと思いますが、ご容赦いただけると幸いです。
反面教師 として、自ら気づいていただく手助けになる部分が 僅かでもあれば、恥ずかしさが和らぎます。
さて、私はというと、当面の間は受験しません。
私自身が技術者として必要だと考えた 資格の取得 が済んだからです。
時間に限りのある たった一度の人生なので、 自分自身の優先順位 に従って、真にやるべきことを実行します。
本ブログは 「独り言」 のスタイルの理由 に書いたとおり、技術士(建設、総監) の取得という目的地までの 旅日記 のようなものです。
目的地に到着してブログを始めた目的を達成したこと、また、目的なく続けると情報管理上のリスクが上がることから、
これにて 「ごんぎつねの独り言」 の 完結 とさせていただきます。
険しく長い旅 を踏破するためには、モチベーションの維持が最大のポイント でした。
旅の途中、同志 の皆さまから 温かい励まし、力添えをいただきました。
お陰様で 楽しみながら克服できました。
改めて感謝申し上げます。
2年間余り、大変お世話になり ありがとうございました。
皆さまの ご健康と 今後ますますのご活躍を 祈念いたします。
追伸:
完結にあたって、私の心に深く残っているスピーチの一部を記します。
2005年6月12日にスタンフォード大学卒業式で スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs) が行ったスピーチです。
Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address
Text
翻訳
about death.
死に関するお話です。
When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right."
It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself:
"If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?"
And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.
私は17の時、こんなような言葉をどこかで読みました。確かこうです。
「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。そうすればいずれ必ず、間違いなくその通りになる日がくるだろう」。
それは私にとって強烈な印象を与える言葉でした。
そしてそれから現在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けるのを日課としてきました。
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」。
それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。
Remembering that I'll be dead soon is the most important tool I've ever encountered to help me make the big choices in life.
Because almost everything — all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure -
these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important.
Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose.
You are already naked. There is no reason not to follow your heart.
自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。
これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。
何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…
こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。
そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。
自分もいつかは死ぬ。
そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。
君たちはもう素っ裸なんです。
自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。
Stay Hungry. Stay Foolish.
不器用であれ。 愚直であれ。
Thank you all very much.
ありがとうございました。
今後,このブログの更新がなくなると思いますと,寂しい気持ちになりますが,これも新年度を迎えた今日という日が最もふさわしいのかもしれません.
今後,ごんぎつねさんが総監技術士としてご活躍されることを心からご祈念申し上げます.
最後になりますが,時には私の拙いブログにコメントいただけると非常に嬉しく思います.
これまで本当にありがとうございました.
お疲れさまでした.
がんばってください!
byいなかもの
大変お世話になりました。
いつも励まし、助言をいただいてきたように思います。
お陰さまで、受験生活を大変楽しく過ごすことができました。
ありがとうございました。
ブログは、引き続き拝見させていただきます。
コメントもさせていただくこともあるかも知れません。
目標を達成されることを願っています。
夢追い人です。
ブログは閉めるということですか?
ちょっと待って下さいよ~って感じですが、まぁ、ごんぎつねさんが決めたことですからね(^_^;)
私としては、いくら更新頻度が低くても、ブログは続けて欲しいです。
それに、閉めてしまったら、今後、カウントダウンはどうすればいいんですか(笑)
しかし、非常に残念です・・・寂しいですね。
ごんぎつねさんからはいろいろと学びました。
いなかものさんと同じく、私のブログにも遊びに来て下さいね。
そして、どうでもいいコメントから指導的なコメントなど、何でもいいのでコメントしてくれたら嬉しいです。
出来たら、ブログの存続を希望しますが・・・・
では、とりあえずありがとうございましたm(_ _)m
今後のごんぎつねさんのさらなる飛躍を祈念いたします。
(あくまでも、とりあえずですよ(^_^)v)
ちょっと、さびしいですね(涙)
色々、有益な情報ありがとうございました。
たまには、わたしのブログにでもコメントをいただけたら幸いです。
技術士の試験を受験する気になったらブログ再開してください。
では、おげんきで!
個性的な文章、更新ごと楽しく読ませて頂いていました。
楽しみにしていたブログの幕が引かれるのは、さびしく思いますが、ごんぎつね様の新たな門出と思い、拍手で送らせていただきます。
最後にありきたりの言葉ですが、
「いろいろ参考になる記事、ありがとうございました。」
コメント、ありがとうございます。
「ちょっと待って下さいよ~」って、
”こんにちは根岸”と”松野明美”の両名が頭に浮かんでしまったじゃないですか~。 (^^ゞ
このブログは残しますよ。
ただ、今年度は技術士試験を受験していないので、一旦、一読者に戻ろうと思っています。
やり残したこと、やりたいことが山ほどあります。
夢追い人さんのブログは、引き続き、覗かせてもらいますよ。
目標達成まで見届けないといけないですからね。
コメントもさせていただくこともあるかも知れません。
引き続き、宜しくお願いします。
コメント、ありがとうございます。
過分なお言葉、恐れ入ります。
そうですね。
あくまで、第一話の完結に過ぎません。
技術士試験に再び挑戦する際は、横浜すばるさんのように別ブログを立てます。
横浜すばるさんのブログで、切れのいいエントリーと今後の戦略に注目しています。
コメントもさせていただくこともあるかも知れません。
引き続き、宜しくお願いします。
コメント、ありがとうございます。
私からみると、まちづくりさんも少し個性的な文章ですよ。 (^^ゞ
まちづくりさんのブログは、技術士受験支援の面がありながら、
ほのぼのと癒される感じで、貴重な存在だと思います。
ブログにコメントもさせていただくこともあるかも知れません。
引き続き、宜しくお願いします。
まずもって、すごく寂しいですが、新たな出発点と考え、これまで同様応援させて頂きます。これからも持ち前のスキルの高さをご発揮され、頑張ってください。
人それぞれ、いろいろな考え方があるにせよ、技術士受験、取得はスキルアップの一つの手段でしかありません。
ですから、今後も変わらず「研鑽」というフィールドで情報交換、コミュニケーションを図らせて頂ければと思います。
最後に、今までいろいろ有益なアドバイスを頂きまして、ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします!!!
コメント、ありがとうございます。
長らく、ともに歩んできたように思えます。
お陰さまで、受験生活を大変楽しく過ごすことができました。
引き続き、コミニュケーションを図らせていただけると、幸いです。
今後とも、宜しくお願いします。