えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

ハプニング有り、でも無事終了!

2007-05-09 | 日記
八日、私の役目が、終わりました。10名の審査委員(モロッコ、セネガル、アメリカ、エクアドル、チリ、ロシア、スペイン、キプロス、ノルウェー、中国)の前で、夫の写真を示し、本人がなぜ来られないのか、獄中日記を示し、当時どんな思いで綴ったか、暗号まで使って書かれている訳、そして40年経って今も正されない現実を訴えました。でも、議長がなぜか最初から不機嫌。発言前に名前を言わなかった人を注意したり、杉山さんと私の発言(被害者)は予定されてない、ここはNGOの話を聞く場だ、と意見したり。でも、議長の言っていることの理解できない私たちは、いいから進めて、という声で続行。結局、議長の意見をよそに、他の委員が直接当事者の声が聞けてよかった、と支持してくれました。前夜の日弁連主催の映画「それでも僕はやっていない」には六十名が参加。中に、三名の審査委員がいたらしく、その内の一人、ノルウェー人が本当なのか?と尋ね、「クレイジーだ」と言ってくれたようです。それに、あんなに何回も公判を重ね、時間も、お金
の面からも非効率だ、とも。私たちが発言した布川の「29年」もかなりショックだったようです。明日、明後日は審査の傍聴です。そうだ!今朝、タイムリーにこちらの新聞に、大きく「志布志事件」が掲載されたようです。すれ違った政府関係者は、厳しい表情でした。予想以上に影響が大きいかも知れません。と、言うことで一段落の報告でした〓こちらは、今、午前零時半です。寝ます。Keiko

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