えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

夫の預金通帳

2011-10-29 | 日記
夫と出会ったころ、夫は貯金通帳は持っていたが、銀行には用事がないから預金通帳は持っていない、と言った。
そのうち、私が夫から時々お金を預かるようになり、私の収入と一緒にしてしまう訳にもいかず、銀行に夫の口座を作った。
そして、そこに預かったお金を入れ、記帳されたものに薄く鉛筆書きで出し入れの理由を書きながら私が管理していた。
10年近くそうしていて、3年ぐらい前に、
「俺って、銀行口座ってあったんだっけ?今度、使いたいんだけど・・・」と言われてその管理を夫にそのまま任せた。
その時、印鑑とカードと暗所番号も渡した(つもりで今もいるのだが・・・)。
夫は口座番号だけが分かればいいという状態が少し続き、私も自分の管理から離れたことで、すっかり暗証番号も印鑑のことも忘れてしまっていた。
夫は、「暗証番号を新しくする。改印届けもしてくる」と言っていたのだが・・・。

先月末、出先から携帯電話で、
「家賃をあの通帳から、振り込んでくれないか?」と言って来た。それも「すぐに!」と。
だけど、キャッシュカードが夫の言う場所にない上、印鑑もなくて、結局その口座からは送金できなかった。

そして今回、また、携帯電話で同じ指示が来た。やっぱり、月末だ。約束は絶対守りたいと言う・・・。
「カードはあの時見つけて見せたろう?あそこにあるよ」と。
「暗証番号は?」と聞いたら、
「○○○○か××××のどっちかだと思う」

言われたとおりにメモを取り、通帳とカードと振込先を確認して私は銀行に向かった。
キャッシュコーナーで自動でできるはず・・・なのに、
またしても、聞いた暗証番号は二つとも違うとメッセージが出た。
窓口に行って振り込もうとしたら、印鑑がない!
通帳と、カードと、「私の印鑑」と身分証明書もあるんですが・・・と頼んだが、「ご登録の印鑑がないと・・・」と受け付けてもらえず(当然ですよね…)

結局別の銀行を利用している私は、そこから移動してまたしても私が建て替えて送金することに・・・。
何だか夫の借りている部屋の家賃のことで二度も続くと、
「お願いですから、自動引き落としの手続きをしてください」と言いたくなる。

それにしても・・・
これって、やっぱり私が管理すべきかな・・・
夫に任せる方が間違っているのかな・・・。

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