えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

こんな私も・・・

2011-08-29 | 日記
長く確かめることなく過ぎてきた押入れの奥の方・・・。

そのうち、そのうちと思いながらズルズルと来てしまったが、今朝目覚めた直後に

「今日は月曜日!ゴミ出しの日だ。よし、今日こそ!」と、布団から飛び起き、押入れを開けた。

ところが、開けて驚いたのは、意外と整理されていたこと。
前回はいつの時期にしたのか、ほとんど記憶がない。それくらい、奥の方までは覗いていなかった。
使わないものばかりが入っていたといえば言えるけど、まずは「前回捨てられなかった」ものを手にし、
「もういいよね」と自分に訊いてみる。
「そうだね。もういいね」とあっさりと認めてしまう自分がいた。
あんなに拘っていたはずのものが、時間の経過は、自分の気持ちの整理をつけるのに十分すぎるほど費やしていたということだろうか?

処分するものは燃えるゴミ(小袋)3個と燃えないゴミ1個になった。
残したものは・・・
きっと夫は
「あんたのそんな姿、見たことないよ」と言われそうだけど・・・

パッチワーク材料、編み物材料、刺しゅう糸、キルト地、染色した絹糸、折り紙、和紙、布地、画材など、など・・・。
ほとんど夫の前ですることのなかったものばかりだ。
それだけ時間がなかった10年だったとも言えるのだが、一つ一つ手にしながら、
「時間ができたら、また、やりたいな」と思った。

場所を取っていた古くて重いミシンも、横目で見ながら「どうしよう・・・」と悩んだ。
時間ができたら、使うかな・・・?と。

そうこう、悩み始めたので途中で片付けをやめた。
次にするときは、もしかしたら、
「もう、いいかな」と気持ちが変わっているだろうか?

夫は、私が針を持つのは、ボタン付けと裾上げぐらいしかないと思っているだろうな・・・。
ふっとそんなことを思った。
私だって、やるときはやるんだよ。あんまり上手ではないけどね