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えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

夫への返信

2013-04-19 | 日記
 夫の「今回のお遍路」は、今日が最終日だった。

「久しぶりのアルコール、どうしようかな、飲まないのに慣れちゃったよ」とメールが来た。


8日間も飲まないで歩き続けたのだ。
当然、飲みたいだろうな・・・と思った私は、

「今夜の味は美味しいでしょうね~」と返した。

そしたら・・・・

   ↓

夫はブログに「ビール」の画像をUPしていた。
不思議と私にも「美味しそう」に見えた。
http://blog.goo.ne.jp/syouji0124



 今回歩いた距離はどれくらいだったのか?
ひとまず、無事に終えられたようで、よかった。
明後日から、また、スケジュールが立て続けにうまってます・・・。

四国遍路

2013-04-16 | 日記
4月に入り、夫は、遍路道を歩き続けています。
幾度か通い続け、今回は何度目になるのだろうか?
今日あたりは、45番札所あたりで、全行程の半分に差し掛かっているようです。
私は、夫がUPするブログで夫の毎日を追い続けています。
     ↓
 http://blog.goo.ne.jp/syouji0124

町内会総会

2013-04-07 | 日記
 ここに越してきて、丸1年が過ぎ、町内会の年度初めの総会が開かれ、参加した。
世帯数は15軒(1件だけ町内会に入られていないとのこと)で、日ごろから感じていることなのだが、とにかく環境が良く、静かで、私たちには申し分ないところだった。

 ほとんどが、30代から40代前半の若いご夫婦が多く、60代は私たち以外には1軒のみ。
昨年度の会長さんも、今年度の会長と副会長さんも若い。(私からみると、ですが・・・)
出席者は、男性が半数、女性が半数だった。

 会計・決算、今年度の会費徴収の件、児童公園の除草の件、ゴミ置き場の当番のことなどが報告された。
役員は、順に回って来るらしいが、我が家はいつになるのか・・・。

 特に、混乱するような意見も出ず、30分程度で終わったが、私たちと同年代の婦人Aさんが、
「1年間、お疲れ様でした。ゴミ置き場でのトラブル回避(近隣アパートの住人との)のために、掲示板を作ってくれたことで、なんの問題もなくすごせました。ありがとうございました」と、前会長さんにねぎらいの発言をされたのは、私も、勉強になりました。
 会費徴収と、総会以外で会うことがなかった私には、とても考え付かないことだった。

 また、新しい年度がスタート。
ご近所さんと、今年も仲良くやっていこう。
でも、正直、夫のこと、皆さん知っているのかな・・・?

春遅い北海道

2013-04-03 | 日記
夫と友人の家族と総勢6人で、北海道を旅しています。
夫が絶賛の登別温泉に連泊し、地獄谷、洞爺湖、昭和新山、白老のポロトコタンを回りました。
この辺りは、学生時代に来たことのある懐かしいところです。同行者の若い子たちに語りながら、時の流れを感じています。
今回の集団を、私たち夫婦が、子ども、孫たちと旅行しているように映ったらしく、私は、『おばあちゃん』と、観光案内の方に呼ばれてしまいました。
そうですよね。それが当然の姿の私たちですが、私の子どもたちは、実は未婚。私は、まだ、おばあちゃんではないのです…。
でも、今回は、6歳、12歳、15歳の子たちと楽しい時間を過ごしながら、「こんな旅行もいいな」って感じています。

今日は、一日かけて旭山動物園へ。
ちょっと冬の動物園は、動物たちの動きが少なく、淋しかった…です。
これから、今夜の宿泊先の定山渓温泉に向かいます。

北海道は、まだまだ残雪が多く、木々の芽ぶきは見られません。
それでも、寒さの中に穏やかさを感じるのは、すぐそこまで春が来ているからなのでしょう。
水戸の桜の開花を見ながら出かけただけに、北海道の春の訪れの遅さを感じながらの旅となっています。

無事に第1回公判が済みました

2013-03-23 | 日記
 夫の第1回公判も無事に済みました。
100名の傍聴席は、ほぼ満席状態。
マスコミの皆さんの関心度と、夫の闘いを見守ってくださる人たちが、こんなにも全国から注目してくださっているのかと、私自身身、引き締まる思いでした。
お忙しい中、都内、また、茨城のほかにも、遠く山形県や、愛知、大阪、鹿児島などから駆けつけてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 法廷で、夫は裁判官に対し、
「私とSは、43年という時間をかけてやっと再審で完全無罪判決をいただきました。それなのに、検察や警察は、いまだに私たちを犯人だと言い続けています。そして、誤判の検証がされるわけでもなく、だれも責任を取らない、こんなことが許されていいのでしょうか。警察や検察のとった、捜査段階、また公判においての違法性は明らかです。
当裁判所におかれましては、時代にふさわしい判断をされることを強く願います」と訴えました。

 弁護団からは、パワーポイントを使っての、訴状の内容が説明され、弁護団長の谷萩先生から、この裁判の目的と意義が話されました。


 夫の闘いは、証拠の全面開示、取り調べの全面可視化に道を開くものとなっていくよう強い願いを込めた闘いでもあります。
今も、えん罪を訴えている人が多い現実を、何としても変えるきっかけとしたい、と願っての闘いです。

一人でも多くの方に、この裁判のご支援と、進行の成り行きをお見守りいただけたらと思います。

布川事件・国家賠償裁判で意見陳述

2013-03-19 | 日記
 いよいよ夫の国賠裁判が始まります。
第1回は
 3月21日(木)午後2時から、夫の意見陳述が予定されています。

 44年という長い間、えん罪で苦しんできた夫と杉山さんは、一昨年、2011年3月11日の大震災によって判決日が3月から5月に延期されるという異例の状況の中、悲願の無罪判決を得た。
そして、検察が控訴断念した6月7日、晴れて「強盗殺人罪・無期懲役」という罪名と量刑から解放され、一市民に戻ることができた。

 無罪判決の言い渡しがあった、あの瞬間を私もよく覚えている。
あんなに、あんなに待ち望んだ無罪判決。
なのに・・・
「なぜ、無実の者が有罪とされ、裁判のやり直しで44年もの時間を費やさざるを得なかったのか?」
裁判長が、一言も触れてくれなかったことに、釈然としないもやもや感が私ですら残ったこと…。

 夫が一番望んだことは、二度とえん罪で苦しむ人が出ることの無いよう、判例にその原因究明と新たな防止策に通じるものをはっきりと明文化してほしいことだった。
誤判の責任を明らかにして欲しい、そのことだった。
しかし、それは、夫の望む内容には程遠かった。

 だから、国賠を提訴し、もう一度「布川事件」の捜査段階において、何が行われたか、裁判、再審裁判とも検察がどんな違法な公判請求、また公判活動をして来たか、などを明らかにすることで、県、国の責任を追及することにしたのだ。

 
・・・・・・・・・・

 夫は、決して個人の利益のみを目的としてこの裁判をたたかおうとしているわけではありません。
自分の体験から、あまりにも日本国内にえん罪で苦しんでいる人が多いことを知り、自分だけ「無罪判決を得たからそれでよし」とはできないと思ったからです。
まして、布川事件の無罪判決が出ても、だれも責任を取らなくてもいい制度が変わらず存続し、何も改革への方向に進まないことへの、怒りの表明でもあるのです。

 21日、夫の口頭弁論から始まります。
一人でも多くの人たちに、「えん罪」がどんな理不尽なものか、どうして繰り返されるのか、一緒に考え、改革の一歩となるよう、ご支援いただきたい、と強く思うのです。


光iフレーム2

2013-03-17 | 日記
 

光フレッツのメンバーズポイントで、タブレットを購入しました。

 ところが、
無線ランが使えないといけないことを、手にしてから気付き、大慌て。
 実は、昨年、引っ越してきた時に無線ランの契約をしていたのに、何度やっても設定ができず、そのまま放置。
ずっと、有線でインターネットをしてきたのでした。

 今回、その「無線ラン設定」をクリアし、開通できないとせっかくのタブレットが使えないというのだ。
昨年、リモートサポートに相談しながらやったのだが、私に理解力がなく、担当の方(男性)が相当イラついていることが、受話器の向こうから伝わってきて、それ以上やる気が失せてしまっていたのです。

 でも、でも、今度はそんなこと言ってられない。
意を決して、また、NTTの相談窓口に電話をしてみたのです。
そしたら、女性の方が、
「1年間、レンタル料だけ払っていて使えなかったんですか?もったいなかったですね。リモートサポートにもご契約いただいているのですから、どんどん利用してくださってよかったんですよ」とのこと。

 私が、「分からないことが多くて・・・」と言ったら、
「誰も皆さんそうですよ。操作は担当の者がしますから、どうぞ、何度でも解るまで聞いて挑戦してみてください」と・・・。

その言葉が、とっても丁寧で、感じがよく、私の「やる気」を目ざめさせてくれたのだった。
その方は、電話のかけ方、サポーターへの依頼の仕方まで教えてくれた。

 そして、リモートサポートの担当の方も、昨年とは違って、本当に丁寧に私の理解力を待ってやってくれた。
不思議なことに、今回は、言われていることが不思議なほど理解でき、すべてがスムーズに進んで、
「何だ…。もっと、早く、相談すればよかった。」と思ったのだった。

最後に、
「光iフレーム2を使ってみて、解らないことがあったら、いつでも、何度でもご相談ください。そのための相談窓口なのですから」と、その担当の方も言ってくれた。

・・・そうこうして、やっと、使い始めたタブレット(光iフレーム2)
まだ、ぎこちないが、なんとか使い始めた。
無料のアプリもいくつか入れた。
スケジュールも入力して、使い始めた。

 携帯とも、PCとも違うタブレットを、有効に使いこなせて行けたらいいな・・・。

社説に励まされます・・・

2013-03-09 | 日記
『確定判決を覆すのは、司法の恥ではない。むしろ無実の人を救う司法の方に信頼を寄せるだろう』 に、共感、賛同!!

東京新聞社説 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013030802000150.html
再審取り消し 「異議審」に異議あり



中牟田裁判長は、なぜ証拠開示を検察に求めず、決定を下したのか?
真実究明になぜ背を向けるのか?
原口さんの無実の叫びを退けてまで、守ろうとしているのは何なのか?

南日本新聞の社説
「大崎事件」釈然としない再審棄却
 → http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201303&storyid=46849

怒りいっぱいの中で、こういう社説を書いてくれるところに勇気をもらいました。

「怒りを力に変えて」また、歩きださなければ・・・!