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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

やっぱり夜も暑いから…

2010年07月22日 21時34分53秒 | バス運転士

昨夜9時過ぎ、「まだ野球の試合が終わっていませんように!」と祈りながら、某駅から某住宅地へ向かって走っていた。しかも、途中で他営業所のバスに追い付かれてしまったので、2台並んで走っていた。

幸い、試合はまだ終わっておらず、球場前の道路もスイスイだった。が、そこのバス停に一人の若い女性が立っていたので、私はバスを停めた。

「○○行きです」と言いながら前扉(乗車口)を開けたが、なぜか後方へ行ってしまったので、私は「あぁ、後ろのバスに乗るんだな」と思って扉を閉め… と思ったら、すぐに前へ戻ってきたので、慌てて扉を開けた。

彼女は両手で何かを形作って「あぁ… これは… ないんですね」と言いながら乗ってきた。私は「運賃の支払いは、定期かカードか現金か…」と目で探っていたが、左手に携帯電話を持っているだけだったので「すいませぇ~ん」と声を掛けた。

しかし彼女は「あ、いいです。何でもないです」と言って席に座ってしまった… まったくの勘違いである。運賃後払いシステムのバスだと思っているのだろうか… 両手で形作ったのは整理券発行機だったのだろうか…

まぁ、そんなことはどうでもいい。後ろのバスも待っている… とにかく運賃を払ってもらわなければならない。私が「運賃を…」と言いかけると、彼女は「あ、先払いなんですか!?」と驚いたように財布を出して、運賃箱に200円を入れた。

その後すぐに他営業所のバスとは別々の道を行き… 数分後、彼女が運転席の横までやって来て…(嫌な予感…) 「このバス、△△駅には行かないんですか?」と言った。私は「ん… さきほど、後ろにいたバスが△△駅行きだったのですが… ここにも△△駅行きが来ますから、道路の反対側で待っていて下さい」と言った。

それにしても… なんで? なんで? なんで? 1台目の私のバスの行き先も見ずに…  2台目のバスの行き先が△△駅だったのに… ひょっとして私の顔に見とれていたのかなぁ~?(絶対に有り得ねぇ~!)