私が“大きな音や声”を苦手としていることは、以前にも書い… てなかったですかね? まぁ、とにかくそうなんです。
そんな私に対して、背後席に座った男が突然「はっくしょ~ん!」とやったのである。その声の響き方から、口に手を当てるなんてこともなく思いっ切り… それも2回連続で…
助手席に座っていた男性が小声で「うっせぇなぁ~」と言うくらいの“爆音”だったのだが、その時の私はなぜか驚くこともなく… 「あぁ、くしゃみしとるなぁ~」と思っただけで、平常心を保ったまま運転を続けていた。まぁ、たまにはそういうこともあるんです。
その後… あるバス停に一人の若い女性が立っていて、バス停の前にあるお店の軒下に一人のお婆さんが座っていた。お婆さんからは「乗客です!」というオーラが感じられなかったので、私は若い女性の乗車後に扉を閉めようとしたのだが…
その時、お婆さんが抱いていた子犬が突然「キャン!」と吠え、私の体は「ビクッ!」と反応してしまったのである。爆音クシャミにも無反応だったのに、たかが子犬一匹の鳴き声に驚くとは… いくら犬が苦手とはいえ… 我ながら情けないというか何というか…