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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

本末転倒!?

2016年05月31日 20時09分30秒 | バス運転士
休日明けとなる勤務初日の私は、「今週も頑張るぞぉ~」なんて言える余裕がないほど、テニススクール(80分×2回)によって全身ガタガタである。腕・背・腹・足などの筋肉痛に加え、疼く古傷… また、前日が勤務の場合よりも長く寝たはずなのに、なかなか取れない疲労感…

1サイクル(4日勤務)の初日は、昼寝休憩時間の長いコースが多いので、まずはそこでぐっすり昼寝… 勤務終了は夜遅いけれど、翌日(2日目)の勤務は昼前くらいから始まる場合が多いので、その夜もぐっすり熟睡… 勤務3日目・4日目と、少しずつ疲労回復… 筋肉痛もなくなり、次の休日には万全の態勢でテニスに臨んでいる。

ん? それじゃあ本末転倒、仕事よりもテニス優先じゃないかって!? いえいえ… 何をおっしゃるラビットさん。それは、あくまでも肉体的な話であって、精神的なものは… 「バンバン、ババン、バーン!」と、他の受講生から「ボールがかわいそう」と言われるくらい… テニスで解消しているのだ。

さらに、仕事中は“決められた(面白くない)台詞”しか言えず… 時には、他の運転士さんと休憩室などで会えないこともあったりして… そんな状態で休日を迎えた場合は“お喋り優先”になってしまい、コーチから「松井さん、喋ってばかりいないで… ラケット、ラケットォ~」と言われてしまうのかもしれないなぁ~ ハハハ…

入るものがあれば…

2016年05月30日 19時12分52秒 | バス運転士
これまでも、ポツリポツリと新人さんが入ってきていたのだが、最近は続けて2人ずつ入ってきたりして… 今は、ごく一部の乗客から「遅いなぁ~」と言われながら… 教導運転士さんからマンツーマンで“あんなこと”や“こんなこと”を教えてもらっているところだと思う。あ、もちろん仕事の上で必要なことを… ま、私が一緒に乗っているわけではないので、実際のところは分からないけれど… 多分ね。ハハハ…

さて、相変わらず… 毎日のように営業所や委託元の方へ“遅延以外の苦情”も入っているようだ。ちょっと前にも、「一番後ろの席へ座ろうとした時にバスが発車したので足をぶつけた」という内容のメールが、走行中のバスから委託元の方へ送られていたそうで… 後日、委託元から連絡が入って判明、それは“(委託元的)事故”ということになってしまった。ただし、そのメールの送り主が怪我をしたとか病院へ行ったとかいう話はないようだ。

そこで、「お客様が着席されるまで、絶対に発車するな!」と言うのは簡単だけど… バスは遅れているとか… 目の前の信号が変わりそうだとか… あるいは“そのお客様が、発車しようとしたバスに駆け込み乗車した上に、平然と一万円札を出して「一日乗車券ください」と言い、空席がたくさんあるのに一番後ろまで、財布やバッグをごそごそやりながらゆっくりと歩いて行った”とか… いろいろと想像してしまう。それでも、上司は「さらにバスが遅れることになっても、絶対に発車するな!」と言うだろうが…

ちなみに、そういう場合の私は… 「もう、知ぃ~らない!」とイジケてしまう。が、そんな私でも焦ってしまうことが… そう、後続車を待たせている場合である。特に、それがバスだった場合は尚更である。しかし、しかし、しかぁ~し! 「それでも我慢、我慢、我慢…」と自分に言い聞かせなければ! そう、これは新人さんにも伝えておかなければ… ん? 新人さんが入ってきているということは、誰かが転勤させられるってことじゃないのかって!? ゲゲッ… ま、ま、まぁ… 定年定食の地下い雲天士さんが「前の英行署へ戻りたい」と逝っているみたいだから…(おい、動揺しとるじゃないか! ハハハ…)

サンモースポウェ乙女軍団

2016年05月29日 21時22分28秒 | バス運転士
朝7時頃の某所… 発車時刻の2分前に乗り場へ行くと、顔見知りと思われる2人(お爺さんとおばさん)が世間話をしているところだった。バスを止めて前扉を開けると、2人はダ●ョウ倶楽部のように「どうぞ」「どうぞ」と譲り合っていたのだが、結局“レディーファースト”ということで落ち着いた。

先に乗ったおばさんが最後部座席まで進み… お爺さんは中扉付近の優先席に座ったのだが、すぐに「たくさん乗るといかんで、後ろの方に座るかな」と言いながら最後部座席へ移動開始… 「日曜日だから、そんなに乗らんと思うよ」と答えているおばさんの隣りに座った。

ちょうど7時に営業所前ターミナルへ向かって出発… 1つ目のバス停で2人を乗せ、2つ目を通過して、比較的乗降客が多い3つ目で早くも5~6人がいたのだが… そこで1人しか乗らなかったので、「なんだ、他の駅へ行くバスを待っているのか。やっぱり、おばさんの言う通り… そんなに乗らないかもしれないなぁ~」と思いながら発車した。

が、次のバス停に接近して行くと… 最初は建物の陰に隠れていた“恥ずかしがり屋の(?)スポーツウェア乙女軍団”が現れたのだった。その数… 4~5人? 10人?? 20人以上??? 「ゲゲッ」と驚いた私が「いや、彼女たちも他の駅へ行くのかも…」と淡い期待を抱きながら前扉を開けたところ、バスに近寄って来る気配がなかったので、「あぁ、やっぱり…」と思った。

んががが! 次の瞬間、1人ずつ動き出し… 「お願いしまぁ~す」と言いながら乗ってきたのだった。そう、若い人って… ちょいちょいあるんだよねぇ~ こういう“バレーボールの時間差攻撃”みたいなのが… ま、でも… 降りる時にも「ありがとうございましたぁ~」と言ってくれるのが、オジサンは嬉しくて嬉しくて… きっと、定年退職する頃には涙腺ユルユルで… 泣いちゃうかもしれないなぁ~ ハハハ…

「土日切符2人」って…

2016年05月28日 18時28分52秒 | バス運転士
あるバス停で10名ほどの乗車があったのだが、最後に乗った女性が「土日切符2人」と言ったので、私は「えっ!? もう1人??? 旦那さんか誰かが走って来るのかな?」と思って、土日切符を取り出しながら、前方・側方・後方をキョロキョロと見回した。

しかし、周囲に人影が見当たらなかったので、とりあえず土日切符を1枚だけ手渡したのだが… その女性は変な顔もせず、普通に1枚分の600円を出したので、「あぁ、そっか! 私が“ください”を“ふたり”と聞き間違えただけのことかぁ~」と分かった。

ん? その女性… 本当は「運転士さんと2人で何処かへ行きたい」と言いたかったんじゃないかって? だけど、他の乗客の手前もあってハッキリと言えないから、「土日切符2人」という間接的な表現を使ってアプローチしたんじゃないかって? えぇ~っ!? ハッキリ言ってくれなきゃ… この鈍感オジサンには伝わらないよぉ~

ん、ん、ん? あるいは、本当に“もう1人”いたんじゃないかって!? 我々の目に見えない人が??? ゲゲッ… その場合は、幽霊割引とかあるのかなぁ? もともと出歩くのが好きな浮●霊は1割引だけど、なかなか出歩かない地●霊は3割引とか… 守●霊はファミリーみたいなものだから5割引でいいのかな? ハハハ…

某駅発着のショート路線

2016年05月27日 21時12分35秒 | バス運転士
昨日の夕方から夜にかけて、私が長野にいた頃の某知事の言葉を借りれば“ミズスマシのような路線”を4周走った。その1周目、あるバス停に3分くらい遅れて到着… 乗降客扱い後、すぐに発車… 約400m先の信号は青… その交差点を右折する私は、その道路が一車線から二車線になるのを利用して、一気に右車線を突っ走る。

と言っても、「49キロまで!」という社内規則があるので、スピードメーターをチラ見しながら“出来る限りの最高速度”で頑張るのみ… で、無情にも“あと一歩”のところで信号が黄色に変わってしまったので、私は「あぁ~ 残念!」と思いながらブレーキを掛けて“横断歩道の直前(停止線から少し出た位置)”で止まったのだが…

バスが止まると同時に、1人のお爺さんがサッと立ち上がり、中扉の前へ… そして、そこに立ったまま「なんで止まるんだ!」と言わんばかりに私を睨み続け… いや、ひょっとして「素晴らしいイエローストップだ!」と、熱視線を送っていたのかも…(そんなわきゃないだろ!) ♪これっきりだなんて決して言わせない~(歌うなぁ~!)

さて、その交差点の信号… 2周目と3周目は“急いでも仕方がないタイミング”だったので良かったのだが、問題の4周目… バス停を発車する時、すぐに後続車が止まってくれたので、私はハザードランプを点滅させながら発進… その先の信号は青… バスの方は右折矢印までの時間的余裕があるけれど、直進する後続車の方はそこまでの余裕はなく… またもや“出来る限りの最高速度”でブォ~ンと加速… スピードメーターをチラ見… 「ゲゲッ!」と思って、すぐにアクセルペダルから足を上げたけれど、時すでに遅し… 久々に52キロを記録したのだった。あ~ぁ…