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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

走る巨漢くん、歩く××女

2010年07月06日 23時50分07秒 | バス運転士

昨日は某駅と某学校前を結ぶ路線を走っていた。折り返し地点となる某学校前では、到着から発車までだいたい2~3分しかない。だから、すべてのバス停で乗降客扱いをして行っただけなのに、某学校前の発車時刻に間に合わないこともしばしばである。

ちょうどお昼頃にもそんな感じで遅れてしまい、終点の某学校前で扉を開けると、途中のバス停から乗った“Yシャツ姿の巨漢くん”が猛ダッシュでコンビニの方へ消えて行った… 私は「お気に入りの弁当でも買いに行ったのかな?」と思った。

全員が降りた後に忘れ物チェックをして、それからすぐに乗り場へバスを移動させ… すると、10名ほどの学生に混じって、既に巨漢くんが待っていたのである。特に買い物をした様子は見られなかったのだが… 売り切れだったのか???

待っていた人たちを乗せてすぐに発車… と思ったら、後方から歩いて来る一人の女子学生を発見した。私ものんびりと待っているわけにはいかないので、すぐに車外スピーカーで呼び掛けた。しかし、彼女に変化がなかったので「コンビニへ行くのだろう」と扉を閉めて発車… と思ったら、すぐ目の前の道路を次々と車が走って来て発車できなかった。

ふと左側を見ると、さっきの女子学生がバス乗り場に立っていたので、私は「バスに乗るのか!?」と思って扉を開けた。すると、その女は“なんで待ってないんだよ”とでも言いたそうな顔を私に向けながら乗ってきたのである。あぁ、週末の私の荒んだ心が、こういう奴を呼ぶのだろうか…

さて、そんな奴も乗せて発車して… 途中のバス停では、あの巨漢くんが再び猛ダッシュして消えて行った… 果たして、お昼ご飯は何にしたのだろうか? ちなみに、私は“カロリーメイト2本”です。まぁ、どうでもいいことですけど…