ある路線を2~3分遅れで走っていた。途中の交差点で信号待ちをしていると、右側から来た他系統のバスが右折して行った。信号が変わり、私のバスは他系統のバスを追走することになった。
そこからのバス停は両系統共通になるけれど、私は「一緒に走るのはバス停3つだけ、その先でまたすぐに分かれるし… 前のバスに続いて乗降客扱いして行けばいいか」と思っていた。
しかし… 私の思ったようにはならなかった。前のバスが、各バス停で時間調整停車をしたのである。ボケな私は、そこでようやく思い出した。その区間のバス停の発車時刻は、私のバスが1分後、1分後… 前のバスは2分後、3分後… だったのである。
同じ道路を同じ時間に走っているのに… バス会社が違うとか、営業所が違うとかならば仕方ないかもしれないが… 同じ営業所のバスである。なぜだ…???
ある運転士の話によると、大昔からある系統は時間が取ってあって、新しい系統は時間が取ってないとか… 昔は道路整備が進んでおらず、渋滞がかなり酷かったらしい。また「運行時刻を縮めるのは即OKだが、逆に延ばすのはNOだから縮めない」という“会社の伝統”があるようだ。ふぅ~ん…