ごーさんの中国放浪記in威海

ガイドブックに載っていない中国を写真で紹介します。

お隣さんの話題

2021年04月14日 | 丹東

「太陽ビル」

 

丹東市から対岸の北朝鮮を見ると、

今まで見たことのない、赤く丸い建物が新しく建っていた。

 

ネットで調べてみると、

北朝鮮メディアの報道では、科学者や教育者向け住宅

ビルは25階建て、百数十人の科学者や教育者が入居しているとの事。

 

なぜに首都である平壌から遠く離れた中国丹東の対岸にと疑問に思う。

赤く丸屋根は丹東側からよく目立つ

北朝鮮は科学、教育が充実しているということを強調したいからだろう。

 

丹東側から北朝鮮を見ると、夜になると電気がつかずに真っ暗になる。

北朝鮮側から丹東の街を見ると高いビルが立ち並びネオンが輝いている。

こんな夢のような街に一度入ってみたいと誰でも思うに違いない。

 

丹東は経済制裁に加えてコロナの影響で中朝友誼ゆうぎ橋は閉鎖されている。

その煽りを食って私の会社も撤退することになった。

 

丹東には何度も通ったが、会社がなくなったので再度訪れることがないだろう。

丹東の写真はたくさん撮り貯めているので次回「お隣さんPartⅡ」で紹介します。

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気になるお隣さん

2021年04月12日 | 丹東

一歩跨(いっぽまたぎ)

 

北朝鮮との国境、丹東市内から20キロ上流に行ったところに「一歩跨」がある。

川幅は数年前まで40センチほどで、簡単にまたげたことからこの名前がついた。

 

 

4年前に行った時は川まで降りていけた、

だが3年前に工事を行い川幅を拡張して現在は数メートルになっている。

残念ながら一歩で跨ぐことができなくなっている。

 

 

 

 

川沿いには金網が張られていて、簡単に脱北できないようになっている

数年前に来た時は金網はなく、この場所から川まで簡単に降りて行くことができた。

 

 

 

川の向こうに広い農地を見渡すことができるが人影はない。

川沿いのなにもないところをトボトボと一人が歩いている姿が見えた。

 

 

 

 

拡大してみると

監視兵でした背中に銃のようなものがみえる。

脱北がいなかい見回ってるが、広い範囲を一人で見回るのは限界がある。

 

トボトボと歩いている姿は痩せていて、兵士というより老人のように見える。

経済制裁の影響は大きく、国民はもちろん兵士への食料の配給が行き渡らず、

兵士が丹東側の住民を襲って食料を奪う事件が多発している

一歩跨の川もそんな理由で拡張されようだ。

丹東の人に話しによると監視兵の銃には弾が入っていないないらしい。

 

 

 

 

広い畑で働く農民の姿が見える

土地が痩せて農作物が育つような雰囲気はない。

この地域は洪水などで田畑が水に埋まることがある。

長期的な経済制裁とコロナの影響で食料が不足し国民全体が苦しんでいる。

この場所に来るといつも「日本人で良かった!」と思う。

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丹東の国境

2021年03月22日 | 丹東

丹東の鴨緑江の向こう岸は北朝鮮

私のブログでは何度も紹介しています。

3年前は丹東に会社があったのですが北朝鮮の経済制裁が強化されたために撤退をしました。

仕事の関係で再度丹東の街を訪れることになり懐かしい思いです。

 

 

 

左側の川向うが北朝鮮

丹東市は大きなショッピングセンターや映画館があり

国境沿いに立ち並ぶ高級マンションからは北朝鮮の新義州を見渡すことができる。

 

 

 

丹東から出ている遊覧船

国境に沿って遊覧船で北朝鮮を見ることができます。

 

北朝鮮にとっては中国は最大の貿易相手です。

経済活動を維持するには丹東は貿易の拠点で重要なところです。

 

 

 

観覧車が見えるのですが、動いているのを一度も見たことがない。

政権下では市民は許可なく出国するのは禁止されているので、

川岸には兵士が銃を持って監視をしていて緊張感があります。

 

多くの北朝鮮人にとっては丹東側を見ると別世界であり天国です。

どうしても行ってみたいという欲望が川に一歩を踏み入れてしまいます。

 

 

 

信義州大橋(鴨綠江橋)

中国と北朝鮮を結ぶ唯一の橋で夜になるとライトアップされています。

制裁により北朝鮮は鉄鉱石や石炭の輸出が制限されているため、

国境を通過する日なものの殆どが家庭用品や食料、繊維などであるが、

現在はコロナのために橋は閉鎖されているので庶民は困っていると思います。

 

日本で居てる時は不満もたくさんあるが、

このような場所に来て初めて日本の良さが分かります。

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中国の将棋

2020年12月09日 | 丹東

中国では象棋(シャンチー)というゲームがあります。

国家が認めた正式なスポーツ競技で、中華人民共和国の非物質文化遺産になっているそうです。

 

 

 

 

日本の将棋に似ていて赤と黒二人で対戦します。

 

 

 

 

 

私の住んでいる威海では最近は見かけなくなりましたが、

この場所は北朝鮮の境界線にある「丹東」です。

 

寒い中外で中国式将棋をやっている光景が見られます。

北朝鮮は今コロナの影響で国境を封鎖しています。

 

北朝鮮都の貿易で潤っていた丹東の街ももろに影響を受けています。

北朝鮮のレストランでの喜び組のショーも閉店して見られなくなりました。

 

 

 

いつもだと人がたくさん集まって観戦しているのですが、

さすがにこの日の気温は0度とすごく寒いので観客は一人です。

 

見ている観客が横から、自分の考える手をあれこれ指示を出します。

口出しされて、対戦している二人は文句も言わず、

観客の提案した手を一緒に考えているところが面白いです。

 

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丹東の古い街並み

2017年11月27日 | 丹東

 中国は経済発展ともに古く情緒のある街並みが取り壊されてしまって、

近代的なビルが立ち並んでいます。

 

丹東の町は川を挟んで北朝鮮の国境にあり

北朝鮮との貿易が盛んで潤っているでいか、

外部からの投資は少なく発展が遅れています。

 


そのために古い昔ながらの風景が多く残っているところです。

できることならこの状態のまま残してほしいという

私のわがままが通用しないところが悲しいです。

 

 

 

路上での将棋

通りすがった人が立ち止まって見物しています。

 

 

 

 

赤いコートの女

路上での鍵屋さんで鍵を作ってもらっています。

古い町並みで赤いコートはかなり目立ちます。

 

 

 

 

 

道路から見える厨房

 

道路は砂ほこりが舞い上がって厨房の中にも入っていますが、

食べてる人は誰も気が付かないので苦情はでないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂のメニュー

いかにも不衛生で店に入ろうという気が起こらない。

 

 

 

 

この門はアパートに続いています。

左はきれいなお嬢さんの写真が飾っています。

最新のへやーファッションに変身できると思ったら間違いです。

 

 

右側は足つぼマッサージ屋さん

門は夜になると真っ黒なので遅くなると危険です。

 

 

 

歩道は自分のお店

 

本来、歩道は歩くところですが、

単車の部品分解したパーツを歩道いっぱいに広げて仕事をしています。

もちろん人は歩けれる状態ではないです。

 

万が一パーツが2,3個無くなってしまっても全然平気で気にもしません!!

出来上がった単車・・・・・。見かけは元通り組み立てるので

中身の部品が足らなくても誰も気が付かない(笑)

 

コメント (2)
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