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新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

神戸旅① ルミナリエ上 阪神淡路大震災の年に始められた鎮魂と復興のイベントに行ってきた

2024-01-28 | 神戸旅

 神戸ルミナリエに行ってきました。

 この催しは、阪神淡路大震災の起きた1995年12月に、鎮魂と復興を合言葉に始められたもの。

 近年は、新型コロナによって中止となっていたが、今年4年ぶりに復活した。

 

 場所は神戸市のベイエリアに第一会場が造られ、三宮、元町など市街地がもう一つの会場となった

 まずメリケンパークのメイン会場へ。

日没とともにライティングが開始されたが、まだ空の明るさが残っていて、照明効果はいまいち。少し待ってから入場口へと足を運んだ。

 入場して脇から見ると、相当に幅があることがわかる。フロントーネと呼ばれる玄関作品の幅は40mだという。

 真正面に来た。中央の通りはひと際光が強い。群衆は満員状態だが、闇の中なので気にならない。

 いよいよ光の回廊に入る。ガレリア部分だ。天井から光が降り注ぐ。

 高さは15Ⅿ、奥行きは70mもあり、きらめきが続く回廊にすっかり夢見心地だ。

 天井をもっとアップで見てみる。黄色を軸として青、赤、緑などの色彩がからみあって、様々な造形が踊っている。

 回廊ももう終点近くに来た。最初は遠くに見えたひし形模様の光も、もうすぐそこ。

 出口に到着。今来た回廊を振り返ると、遠くに赤くライトアップされた神戸海洋博物館の屋根が見えた。

 名残を惜しみながら、会場から外へ。

 一歩下がって。外の光作品と一緒の姿を見ながら会場を後にした。

 改めて横から見ると、奥行き70mの素晴らしさを実感できる全体像が輝いていた。