笠原淳子 ブリービクス・新潟支部

□■呼吸の心地よさは動く楽しさを教えてくれます。
カラダが喜ぶエクササイズを!新潟ではここだけです■□

深い世界

2014-02-20 | 日記



     

ソチオリンピック、真夜中でなかなか見れませんがあっという間に後半戦ですって。
沙羅さんが「メンタルが弱かった」と言ってました。
はっきり言ってメンタル弱かったら厳しい練習をこなしてオリンピックになんて出場できません!と私は思います。
だって4位よ!十分立派です!
もちろんベストを尽くせず悔いが残ったのでしょうけど、申し訳ないなんて・・・そんなことないのにね。

私たちには感情というものとは区別をする「情動」という本能的な感情の動きがあります。
知ってますか?
諸説ありますが、怒り、恐怖、不安、焦り、驚き。(喜びも含まれるらしい)瞬間的な心身の反応。
例えば、大勢の人の前で演説をしなくてはならないとする、
きっと緊張して足がガクガク、顔がこわばり、心臓がドキドキ・・・
心拍数が上がったり、筋肉がこわばったり、コントロールできない急激な身体の変化が起こるでしょう。
また、驚いたり、恐怖を感じると身体がすくんだり。
だからスポーツ選手がよく言う、メンタルとの戦いとはきっとこの情動というものとの戦いなのだと思います。

この正体は、脳内で目や耳など各種感覚器から得た感覚情報と、
記憶を司る海馬からの記憶情報が統合された扁桃体の指令。
危険が迫ったら!的な動物の本能なのかもしれませんね。
ビギナーズラックなんかは余計な情報やトラウマにジャマされないから怖さを知らない技ってことかも。
と、考えると7大会出場の葛西選手は本当にスゴイ!!!
5大会出場し常に上位の成績を残した上村愛子選手もスゴイ!!!

この情動に私たちが関与できる唯一の方法は深呼吸と言われてます。
人人人と書いて飲み込むってのも深い呼吸をさせようとした人の考えだったりして!?
私がお伝えしてるピラティス式呼吸は身体の仕組みにのっとった呼吸法です。
コントロールする力を身につけていけるかと・・・
といいつつ、毎日レッスンしている私も根っからの超あがり症(笑)
いまだに勉強会で名指しされると緊張して挙動不審になる。
うまく言いたいことが発言できない。いつも情けなくなる。
これ、直さなければならない私の弱点。
もっとコントロールできる術を身につけなくては!私も情動との戦いです。

そうそう、
このブログの更新を心待ちにしている兄さんがいる(笑)
暇なのか?そんなに気に入ったのか?ずいぶんと昔までさかのぼって見てくれたらしく・・・
過去に載せた写真をわざわざ本人(私)に見せ口頭でコメントくれた。
軽い嫌がらせかとも思ったが、まぁいいです。
そういえば、そろそろじゃない?がんばってね~!

私たちは小さな脳に支配されている。
私が知っているのは上っ面の上っ面だけ。奥深~い世界をちょっとずつ覗いていきたいと思います。
おぉ、久しぶりに真面目に書いた~(笑)