リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

幸せな子供たち

2019-02-20 11:48:00 | 日記
ブログ初記事です。

いささか旧聞ですが…
神戸新聞の3学期スタート(1月7日付)の記事に、外国籍の児童・生徒
が多い学校の始業式の様子が報じられていた。
米国、中国、韓国、インドネシア籍の4か国の児童・生徒が、みんなの
前で冬休みの想い出や今年の目標をそれぞれの母国語で披露したという。
「外国人」と接したりするとつい身構えてしまう大人たちが多い中で、
この子たちはそんな
「身構え」しなくて、日常的に自然に向き合っているようだ。
掲載されている写真には、スカーフ(ヒジャーブ)をかぶっている女の
子がいる。
多分、インドネシアの子でイスラム教徒なのだろう。
教科書で学びながら、隣の友達と接することでかその国を具体的にイメ
ージできる…
同じ教室で机を並べながら、多国籍の友達から文化、宗教、風習などを
自然に学べる機会があることは、とても幸せなことだ。
先生たちはどんな教育を進めるのか、力量が問われているとけれど。
単に「仲良くしましょう」じゃなく、それぞれの国の文化、宗教など付き
合い方も含めて「生きた教育」をしなくちゃならないから、やりがいがあ
るというものだ。

世界が自国中心的に内向していてグローバリズムの感覚が薄れていく中で、
この子たちが学んだ経験がとても貴重なものとなってくるはずだ。