お出掛ける

戯休「今日は午後からお休みなので、久し振りに普通にお出掛けしようと思ってるですよ。」
芸術家「ううん♪　東京で何かイベントでもあったりするさ？」
戯休「いや、温泉に行く。　正確にはスパな施設へ泊りで行く。」
魔女「・・・本当に心底素でジジムサイねぇ・・・。」
戯休「そうは言うけど、単なる温泉とかよりも良かったりするぞ、スパ系は。　妙のある温泉街の温泉旅館なんて、ある程度の余力とそれなりの資金と結構前からの準備計画があってこそ行けるもんなんだよ！」
芸術家「要は行く余力もないし、そこまでの資金もないし、突発的に決まったって事さ？」
戯休「その通り。　それに、夜遅くまで飲み食いしたりできるのも良いぞ！」
魔女「・・・とかいって、暗くなったらもう眠る時間とか言いそうじゃないさ。」
戯休「そんな南の島の大王みたいな生活サイクルしとらんわ！！」
芸術家「そうさ？　大体主殿が朝日と共に起きてくるわけがないさ？」
戯休「否定出来ねぇ・・・・というか、どんだけ寝るんだよ、偉大なる南の島の大王は・・・・。」
魔女「そもそも日の出と日の入りの時刻が異国と違うんじゃないのかい？」
戯休「くっ・・・これがグローバル化の弊害というものか・・！！」
芸術家「・・・世の中のグローバルと名の付くものにごめんなさいするさ？」
戯休「ごめんなさい。」
魔女「でも最近じゃあまり遅いと意に負担がかかるだのなんだのボヤいてるじゃないさ。」
戯休「さっきはあくまで総合的なメリットを述べたまで。　個人的にはそう・・・・マッサージ！　これよ、これ。　このためだけでもと言って過言無し！」
芸術家「それこそスパ施設でなくても良さそうなもんさ？」
戯休「甘々だ！　飯を食う。　そして風呂に入ってサッパリする。　その後にしっかりたっぷりマッサージをしてもらう。　最後にそのまま部屋まで行って寝る。　パーフェクツ！　ハラショー！！」
魔女「まぁ・・・・何ともグータラな話さね・・・・。」
戯休「ここで大事なのは、マッサージの後にすぐ寝れることさぁ！　近所に日帰りで行ったとしても、そこからまた車を運転して帰ってくるのがまた億劫でねぇ・・・。」
芸術家「でも、余計な金もかからなければ、その後家で色々出来るさ？」
戯休「それは認める。　だが、休む時は休む事に専念する。　長距離の運転になるのは小旅行と思えば気分も悪くない。　そう、これは・・・明日の為にその一なのだよ・・！」
魔女「ま、どこかでそういう日も必要だったろうし、好きにしとくれ。」
戯休「応ともさ。　その為にいくつかの予定を無事こなし、無事に旅路についてやるぜ！」
芸術家「あ、まだ用事があったさ・・？」
戯休「一応打ち合わせであったり、顔を出さなきゃいけないところであったりとね。　でも頑張る。　ガチで一月前と比べれば問題にもならない。」
魔女「ならいいさ。　台風にはくれぐれも注意しとくことさね。」
戯休「・・・ここに来ても発揮したか、俺の雨男スキル・・！！」
芸術家「伊達に甲府の于吉仙人と呼ばれちゃいないさ？」
戯休「そもそも呼ばれてねぇわどちくしょう！！」