快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

鳥形バックロードホーンキット 炭山アキラモデル「チュウサギ」

2018年10月03日 | その他のアレ
戯休「今日は共立電子産業 共立プロダクツのバックロードホーン スピーカーキット『KP-BSP009』のお話をしましょう。」
君主「これはもしかしなくてもいわゆるスワン型と呼ばれる類のスピーカーですね。」
戯休「まず型番を書いたけども、名称としては『鳥形バックロードホーンキット 炭山アキラモデル「チュウサギ」』というものになるそうな。」
修道女「あ、正式には鳥型なんですね。」
戯休「どっちでもいいんじゃない? で、著名な評論家先生が設計・監修したものをキットとして発売されるわけですよ。」
君主「今でも根強く支持されるタイプのスピーカーですし、有難いのではないでしょうか。」
戯休「何しろバックロードホーンスピーカーって、見た目以上に内部が複雑だしね。 予めカットしておいてくれるなら助かるというものだよ。」
修道女「それも、説明書付きなんですよね? きっと最小限の労力で済むと思います。」
戯休「説明書を読んでみたけど、完全に初めてでも書かれている通りに頑張れば何とかなると思うよ。 今時のガンプラよりは簡単でしょ。」
君主「プラモデルとはまた違った手間が掛かるとは思いますが、慣れれば大丈夫でしょう。」
戯休「でも俺、憶えたての頃は嫌いだったなぁ、スワン系。 普通に見掛けだけの話で。」
修道女「あ・・・それは何となく分かります。 主殿が好きそうな感じじゃないですよね。」
戯休「今よりもずっと狭量で、新しいことを知ろうともしないで、完全に毛嫌いしてた。 例えるなら、その辺の若い娘がオジサンを見るだけで顔をしかめるような、そんな感じ。 今思えば横っ面張っ倒されても仕方がないくらい。」
君主「オジサンになった今であれば、そんなことはないと思えますか。」
戯休「・・・まぁ若い娘がオジサンに対してそうなのは仕方がないか。」
修道女「・・・・その辺は既に諦めの境地なんですね・・・・。」
戯休「スワン型に話を限れば、流石に何というか・・・・機能美は感じるかなと。 まあそれも全ては実物の音を聴いたからこそだろうけどさ。」
君主「それこそがスピーカーの本懐ですからね・・・。 全ては出音の為に、です。」
戯休「めっさ高い金出して完成品を買うなら意匠も拘りたいけど、そうじゃないしね。」
修道女「でも、それにしたって自作キットを取り上げるというのも珍しいですよね。 自称・物臭太郎と公言して憚らないのに。」
戯休「うん、まぁ・・・・そんな過去もあってか、ちょっぴり使ってみたい欲もあったりするもんで。」
君主「しかしこれはそこそこの中型機です。 サブで使うには少々・・・。」
戯休「いやぁ。 断捨離ついでにメインも一度こういうのにしても良いんじゃないかと頭を過ったもんで。」
君主「がふっ」
修道女「君主様っ?! 息を・・息をしていませんよっ?!!」
戯休「元々してない。」
君主「普段散々ナマモノ扱いなのに急にマグナムドライ!!」
戯休「ほぉら元気・・・・って、ツッコミが侍に似てきたなぁ・・・。」
修道女「あぅぅ・・侍さん、いつ復帰するんですかぁ・・・?」
戯休「神のみぞ知る。 まぁそれはそれとして。 ここまで断行・捨行・離行が進むと、いっそ行くところまで行ってしまえという囁きが聞こえてくるものなのだよ・・・。」
君主「いやもうそれ絶対悪魔の囁きですから。」
戯休「そんなことはないさぁ。 ここでこう言ったシステムから己を再度見つめ直し、また後に新たな気持ちで繋げていくという・・・・」
修道女「あ、でも、そんな後になって置き場所に困るという可能性も・・・。」
戯休「・・・・ナクハナイデスネー。」
君主「主殿。 断捨離の心ってのは、単に物だけ処分したって駄目なんですよ。 それに執着する己の心を開放しないと意味がないんです!」
戯休「すると、だ。 俺の場合、完全にオーディオ趣味そのものを心から断ち切らないと駄目ってこと?」
修道女「出来ます?」
戯休「リームー。」
君主「格好付けて、単なる整理整頓をそう呼称する、ファッション断捨離はしないほうが賢明ですよ?」
戯休「むむむ・・・。 だが・・・だが断捨離というその響きが俺の胸を捉えて離さないの!!」
修道女「ドンシャリに似てますもんね。」
戯休「いや関係ないし。」

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