アドテック 『AD-MB80』

戯休「さて、まずは『おくりびと』と『つみきのいえ』のアカデミー賞の部門別ダブル受賞、お喜び申し上げます。」
公爵「うんうん。　光栄な事だよねぇ。　実に喜ばしい事だよ、うん。」
戯休「さりとて、気になるのはこれからだけどね。　周りがどれだけ土足で踏みにじるか、とても心配だよ。」
魔女「そうさね。　また我先にと飛びついては、事も無い事を仰々しく書き連ねるだろうねぇ。」
女王「便乗も後を絶たないでしょうね・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定員10名の船に・・・・・100人は・・・・乗ろうとするだろうからな・・・・。」
戯休「それか、柳の下のドジョウを狙って、銛を何十人も投げ込む様な感じでね・・・。」
旗本「ふむ・・・。　原作本やDVDが急激に売れ行きを伸ばすのは大変結構なのだがな・・・。」
執事「あまり変な物で周りを固めないでいただきたいものですなぁ。」
戯休「それか、直接的に便乗しない様にしても、類似なもので攻めるとか。」
魔女「他職種でも似た様な感じのにするとかかい？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・単に・・・・日本独自というだけで・・・・動くやもしれん・・・・。」
旗本「・・・今迄の世の動きを思い返すに、暗澹たる思いに駆られるわ・・・。」
戯休「粛々と厳かにだからこそ、と思うだけにね。　何とか今の内から蹂躙されるのを阻止する手段は無いのかなぁ・・・。」
女王「こればかりは心得次第ですから、何とも言えないでしょう。」
公爵「はっはっはっは・・・・。　全く、素直に祝うだけで済ませられないというのも、良い事なのか、悪い事なのか・・・。」
執事「しかし、綺麗なものを汚されるのは、単に汚いだけよりも遥かに気分が悪いですからなぁ・・・。」
戯休「本当にね。　お願いしますよ、特に民放TV局。」
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戯休「今日はアドテックのBluetoothハンドセット『AD-MB80』のお話をしようか。　ちなみに、今現在、状況次第で検討中。」
魔女「リストバンド系かい。　意外と少ないよねぇ、この形状。」
執事「昔、PHSではあった様な気がしますがの。　いまいち定かではありませんが・・。」
公爵「だけど、腕時計にBluetoothハンドセット機能を持たせた物も偶に見かけるよねぇ。」
戯休「最も有名かつ高機能なアイバートはソフトバンクだけの様な物だし、海外でソニエリが出したのも実質ソニエリ専用。　そう考えると、特に制限の無いこれは実に有能とも思えるんだよね。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・通話の・・・・方法は・・・・？」
戯休「マイクとモノラルスピーカーだよ。」
旗本「スピーカーだと、会話内容が他の方に聞こえてしまうのではないのか？」
戯休「初めそう思ったけど、例えば右手首の内側に本体が来る様に付けて、掛かってきたら手首そのものを耳に付ける様にすれば良いのかな、と。」
女王「そうすれば、普通のハンズフリー機器を耳に付けているのと同じ様に使えるかもしれませんね・・・。」
公爵「成程成程。　しかし、何で急に検討しているんだい？」
戯休「現場で使うのに便利かな、と。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今更・・・か・・・・？」
戯休「んー・・・状況次第ってのはそこなんだけど・・・もしSH-04Aとかを導入した場合での話なんだわ。　今までより遥かにデリケートそうじゃない？」
執事「ですな。　タッチパネルとかもそうですし、あまり工事現場で使用するのは宜しくないかと。」
戯休「で、これなら作業音の中で着信があっても直ぐに気付けるし、会話する時に手で持つ必要も無いと。」
旗本「ふん・・・。　目論見通りいけるのであれば、便利ではあるな・・・。」
魔女「でも、車の中では厳しそうかね・・・。」
戯休「耳に当てて使ってたら、運転中に携帯電話で会話していた様に見られるだろうからね・・・。」
女王「ですが、現場内限定であっても、悪くないかもしれません。　もし本当に多機能携帯電話にした際には、早めに検討しておいた方が良いでしょうね。」
戯休「そだね。　最後に本音を言えば、是非共アイバートをドコモ対応して欲しいんだけど・・・・以前にシチズンに聞いたら、ドコモ側から色良い返事が貰えなかったそうでね。　今からでも対応してくれれば嬉しいなぁ・・・。」