女ヂカラを欲す？

姫「・・・不本意な一週間でしたわ、実に・・・。」
修道女「・・・本当ですよね・・・。」
姫「日曜日に暴れてしまった事をそろそろ悔やんで来た頃に、昨日はあんな事があったそうですし・・。」
修道女「そんなにインパクトがあったんでしょうか・・・。」
姫「妙な事にならない様に、敢えて母上には黙っていたのですが・・・。　見事に裏目に出ましたわ。」
修道女「ううう・・・。　これでしばらく子供扱い確定です・・・。」
姫「とは言え、此処で引き下がる訳にもまいりませんわ・・・。　ここは一つ、主殿にこの商品を購入していただき、磨きをかけましょう。」
修道女「この商品・・？」
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姫「と言う訳で、主殿。　私達としては、是非ともこのソフトを購入いただきたいのですが！」
修道女「『anan監修 女ヂカラ緊急アップ! DS 』です！　これで私達も女ヂカラ緊急アップです！！」
戯休「・・・・・じょーやぶーき・・・・べりべりすとろんぐねー・・・・・・・。」
姫「カーロス！？」
修道女「ふぇぇ・・。　何だかパンチドランカー状態になってます・・・。」
戯休「・・・・・たーのしーいねぇー・・・・・。」
姫「・・・・余程、バージョンアップの話が進んでいたのがショックだったみたいですわ。」
修道女「でも、熱望してたんですよね？　だったらうれしい話とも思うんですけど。」
姫「カードが使えないのが困り物なんですわ・・。」
修道女「一度に支払うと、月末が怖いですもんね・・・。」
姫「主殿がこのままではお話が進みませんわ・・・。　ここは更なる衝撃を与えて、無理やり連れ戻しましょう。」
修道女「更なる衝撃・・・・。　姫様、アレを！？」
姫「致し方ありませんわ・・・。　これは立派に緊急事態です。」
修道女「・・・・それじゃあ、行きますよ・・・？」
姫・修道女「・・・・『ガンダム無双にマスターガンダムが出るそうです』・・・。」
戯休「・・・紅く燃えているぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ！！？！？！？！！？！！！」
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戯休「はぁはぁ・・・。　正気に戻してくれたのは有難いが・・・。　寝起きにあんな叫んだら、変人に思われるじゃないか・・・。」
姫「安心してくださいな♪　このブログを読んでる方は、誰一人として主殿が真っ当な人間とは思っていませんわ。」
戯休「オィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ！？」
修道女「・・・ちょっとフォローも出来ないですね、それ・・・。」
戯休「してよ！？　・・・・・ほら、昨日のyahooヘッドラインにもあったじゃん、チョイオタが人気って・・・。」
姫「どの辺が『チョイ』で済んでるのかを教えていただけます？」
戯休「・・え？？　・・・・・・・・・・・・・・・・・『萌え』属性が無い、とか・・・。」
姫「・・・そうでなくても、世間一般では、『燃え』属性があれば十分『チョイ』止まりにはなりませんわ。」
修道女「大体、何でも『チョイ』なら許されると思ってたら大間違いです。　五十歩百歩ですよ。」
戯休「・・・・今日はめっさキビシくないですか、お二人共・・・。」
修道女「え？　そんな事ないですよ？　全然前の日曜日の事も気にして無いですよ？」
姫「そうですわ？　全くもって気のせいですわ？　昨日の騒ぎだって微塵も気にしてませんわ？」
姫・修道女「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ？」
戯休「・・・・何かこう、日本刀を振りかざされながら、『危なくないよ？』って言われてる様なもんだな・・・・。」
姫「それよりも！！　早く『anan監修 女ヂカラ緊急アップ! DS 』を購入して下さい！！」
修道女「そうです！！　早速今日から始めたいんですよ！」
戯休「んな事言ったって・・・。　2007年夏発売じゃんよ、それ。」
修道女「ふぇ？　・・・・・・・・・・・・・・あ、本当だ・・・。」
姫「・・・・盲点でしたわ・・・・。　まさか市場に出ていなかったとは・・・！！！」
戯休「大体さ、男が買うソフトじゃ無いでしょうに・・・。　俺が買ったら、キモイじゃ済まんよ、きっと。」
修道女「でもでも、理想の女性像を選べばその為のトレーニングメニューが出るんですよ？　凄いじゃ無いですか！！」
戯休「うーむ・・。　返って、それが男版ならネタで売れるような気がするなぁ・・・。　大体、その理想の女性像って、希望あるの？」
姫「え？？　・・・・えーと・・・・えーと・・・・『一撃必殺』？」
戯休「どんな理想像だよ！？」
修道女「それ駄目なんですか？　・・・・・じゃあ・・・・『乾坤一擲』とか・・？」
姫「『天下無双』も良いですわね・・・。」
戯休「・・・・だ・か・ら・・・・」
姫「はっ！？　『古今東西』！？」
修道女「『白發中』！！？？？」
戯休「何の話だよ！！！？？」
姫・修道女「・・・・・何でしたっけ・・？」
戯休「・・・お前等なぁ・・・・・。」
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戯休「・・・そういやそうだったよ・・・。　この2人の組み合わせが一番横に逸れるんだよ・・・・。」
姫「横とは失礼ですわ。　せめて斜め上にしていただきたいものですわ。」
修道女「わぁ、何か上向きで良いですね♪」
戯休「・・・・・・・もう嫌・・・・。」
修道女「大体、主殿だって始めから普通にしてくれていれば、脱線しなかったですよ？」
戯休「そうかぁ・・・？」
姫「そうですわ。　罰として、本屋でananを買って来て下さいな♪　ゲームが先の話なら、本家の本で始めますわ。」
戯休「・・・いや、アイタタだろう、それも・・・。」
修道女「えー・・・。　それ位良いじゃ無いですか。」
戯休「それ位って・・・。　下手にアダルトな雑誌買うよりキツイぞ、きっと。」
姫「大丈夫ですわ！！　ちょっと横道逸れたアダルトな本よりは平気ですわ！　・・・・きっと。」
修道女「そうですよ！　人に頼まれたような感じに買ってくれば問題ないですよ！　・・・・多分。」
戯休「・・・ええい、買った様な口を利きおってからに・・・！　ダメダメ。」
姫「・・・そうですわ・・・。　ほら、自分で漫画を書いている方々は資料にそういった雑誌を買うとか・・・。　これですわ！！！」
戯休「漫画なんて書いてないし！！！」
修道女「・・・・向上心の無い方は、人間としてダメダメな評価を受けるんですよ？」
戯休「何で向上心に繋がるの！！？」
姫「・・・・・あの辺？」
戯休「・・・・何故甲府城！？」
修道女「・・・・52㎝位？」
戯休「どういう意味よ！！？」
姫・修道女「・・・・ダメダメです・・・。」
戯休「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！！！？？！？！！」
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戯休「ううううううううう・・・。　折角110度CS対応のアンテナ買ってきたのに・・・。　話題にも挙げて貰えず・・・・ぐすっ・・。」
侍「・・・・・判ります、判りますよ・・・。　その余りに遣る瀬無い気持ち。」
君主「・・・ついに主殿もここまで落ちてきてしまいましたか・・・・。」
公爵「うんうん・・・。　これが世の中の世知辛さだよねぇ・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・弟に・・・・なるか・・・？」
芸術家「ううん♪　そんなパンチとキックの2人組なネタはどうかと思うさ？」
執事「落ち目は落ち目でしたがのぅ・・・。」
旗本「ふん・・・。　まぁこればかりは同じ所まで来た事のある者しか判らんな・・・。　まぁ、呑め。」
司祭「クックック・・・・。　発泡酒ですがね？」
戯休「ううううう・・・・・有難う・・・・有難う・・・・・。」
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魔女「何だい、アレ？」
女王「はぁ・・・。　何でも『漢は涙を酒で呑む会』を発足させるとか・・・。」
魔女「・・・・これ以上無くアイタタだねぇ、アイツ等・・・・。」
女王「・・・・あ、今日って久し振りに全員登場ですね。」
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漢一同「紅く燃えているぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ！！！！！！！！！！」