LOVE&DESIRE

沖縄で頑張る爺バンドのブログだったがいつの間にか爺の独り言(涙)。

真剣白刃取りの夜

2013-01-17 10:46:22 | ブログ

 かれこれ20年以上も続いている異業種交流飲み会に参加。会場は急遽小禄の能登の海へ変更。

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本日の議題は「沖縄空手の源流「本部手」とK会館は嫌いだ」講師は空手家&陶芸家の金城春光氏。(沖縄市・木鶏館館長)

(1)空手に於ける人体骨格と筋肉(2)除夜の鐘を鳴らす棒?を正面から受ける事の無謀さについて(3)球体と拳の物理的相違について(4)武術と踊りの歴史的関連性について(5)棒術の科学など、高度な空手理論の講義を受けつつ、酔い始めた生徒諸氏最近の主流K会館などについて質問が始まります。

「先生、K会館の真剣白刃取りについて御意見を聞かせて下さい」

「わはは、あれは予定調和の舞踊です。なぜなら、あの様に立てに切りかかる白刃を止めることは不可能で、たとえ上手く挟み込んでも両掌内で1,2ミリでも刃が動けば切れます血が出ます。従ってA地点からB地点に移動し、B地点で静止した白刃をタイミングを合わせ両方の手のひらで挟みあたかも神業の様に演出している訳です」

「え~~本当ですか」「本当です」「それでは論より証拠、私の手刀をあなたの額に打ち込むので止めて見て下さい」

当然、誰も受け止める事は出来ません。その後、8名がお互いのパートナーに「真剣~白刃~取り!!」とか言いながら手刀を打ち込んでいきます。打ち込まれた方は悔しくて、だんだんエスカレートして全員で打ち合いを始めます。そして殺し合いに・・・なるはずは無く、時間切れのハチ公は次の目的地に移動。移動中偶然にも同じ店で呑んでいたらしい新里孝君から「お前、能登の海に居るか?明けましておめでとう。一緒に呑まない?」などの優しい電話を頂きましたがお断りしてモノレールにて久茂地へ。

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セルラースタジアム。今年も巨人来るね。

 夜のモノレールに乗ると故郷の街の那覇市が異郷の都市に思えて、何故か不安とか心細さの感情にとらわれてしまいます。などとおセンチになれば、あっという間に県庁前駅。サウンドM’sのJAZZセッションに参加。3セットみっちりプレイし、この夜はギター島山氏とお友達になったり、ブン岩崎氏が渾身のサックスを吹いたりと大変実りの多い時間でした。真剣白刃取りのJAZZセッション。あ~幸せ。うふふ。