美味しいお米を大切な貴方に! BLOG 『HIRO’s Diary』 

お米の専門店の店主が、日々想う事、今日あった出来事などを中心に書いてます!!かなり趣味の部分も多いけどね\(^_^)/

<指導ボランティア日記>ご飯の学習3日間が終了!

2006年11月08日 14時27分50秒 | トライやる2006

今日、トライやる・ウィーク3日目、”ご飯を炊く、おにぎりを作る、味わう”実習の3日間が終了した。


一日目に比べて、写真のように、ずいぶん上達した。今日は、S君とO君、どちらも2回目なので手つきもいい。


今日も、おにぎりを作っている時に、中学校の先生3名が来社して見学された



今日の精米所作業は、S君。


日頃、部活動で鍛えているからだろう、力がある。


写真のような玄米投入作業もテキパキとこなしていた。


さて、3日間の”ご飯学習”のまとめとして、お昼に、3人に試食官能テストをしてみた。


3日間のどのお米の味、粘りがそれぞれよかったか、そして総合順位をつけてもらった。


結果として、3人とも、昨日2日目が”一番いいお米”と答え、


二人が1日目が、”一番悪いお米”、一人が”3日目が一番悪いお米”と答えた。


ちなみに、社員にも聞いてみた。


特に、1日目のお米が、我が社でお昼にとっている「給食弁当のお米よりも、美味しくなかった」との答えもあった。


そんな意見を聞いて、次ぎに私は、それぞれがどんなお米かを発表した


1日目と2日目は、どちらも、「新潟県魚沼産コシヒカリ」


3日目は、「兵庫県加古川市産コシヒカリ(鹿児の華米)」です!


中学生の3人はおろか、社員も皆、驚いたのだろう。


何しろ、「魚沼コシが、給食のお米に負けた」のだから・・・


1日目が”一番悪いお米”、2日目が”一番良いお米”と答えた中学生に聞いてみた


「一日目と二日目は、同じお米なのに、何が違うのだろう?」


中学生の一人が答えた


「水の量?ですか・・・・」


私は説明した


「まさしくその通りです。炊飯する時の水の量で、こんなにも、食味が違うのです。


一日目は、水を少なくしたので、ご飯が固く炊きあがった


そして二日目は、水を前の日よりも少し多くしたので、ご飯が適度な柔らかさとなった。


”おいしくご飯を食べる”そのためには、いくら良いお米でも、炊き方を間違ったら、こんなにも、”おいしくなくなる”ということを覚えてください。


家庭でご飯を食べる時、”おいしくない”と思ったら、炊き方をチェックしてみてね!」


今年、私がテーマにしたのは、これだったのです。


そしてもう一点、中学生に説明したのは、同じコシヒカリでも、味が違うということだ。


ただ、今回の場合、2種類だったので、それはあまり解らなかったようだ。


でも、残念だったのは、”鹿児の華米”が、”魚沼コシ”に完敗だったということ・・・


誰か一人でも、「今日のお米が一番!」と言わないかなぁ~と期待したのだが・・・


やはり、相手が悪かったね・・・魚沼コシには勝てないね


今日は、だいぶん声も出てくるようになった。


頑張れ、中学生!残り、あと2日だ!


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