2021年6月にプラッツより発売されました、黒森峰女学園チームのIII号戦車J型の2つ目の公式キットです。
最終章第3話の対プラウダ戦にて、隊長の逸見エリカが入間アンナに頼んで車長を入れ替わってもらった車輌です。初めてみるオリジナルマークが砲塔ゲベックカステンの背面にペイントされており、テレビシリーズに出ていた同型車とは別の個体である旨が公式資料などで明かされています。
ホビーサーチでの案内記事はこちら。
発売日にモケジョの嫁さんが買ってきてくれました。彼女自身はガンプラを買って喜色満面でした。
最近はモケジョさん達もガルパンプラモをあまり作らなくなっているようで、ほぼ全員が原点回帰のようにガンプラに戻っているそうです。ある意味、ガルパンもガルパンプラモもブームのピークを過ぎている、ということでしょうか。
早速開けてチェックしてみました。「あー、履帯がベルト式ですね」と嫁さんが言いましたが、私も同じことを思って嬉しくなりました。最近の多くのキットの連結式の履帯パーツにはいつも悩まされているからです。
ですが、次の瞬間に「やっぱり前のIII号J型の公式キットと中身が同じじゃないかな」と返すと、嫁さんも頷いてすぐに書棚のインスト類を探って、以前に制作したIII号戦車J型の旧公式キットのガイドを引っ張り出してきました。上図右がその旧公式キットのガイドです。
中身を見比べてみました。組み立てそのものは全く同じでした。III号戦車J型の旧公式キットをそのままリニューアルした品であることが確認出来ました。
したがって、今回の品においては、上図のオリジナルマークのデカールのみが新規追加であるわけです。
嫁さんは「プラッツさんのいつもの寝っ転がり商法ですねー、ライフィールドのフルインテリアキットやドラゴンNEOスマートキットみたいに気合入れて努力して開発してこないんですよねー」と辛らつに言い放っていましたが、実は私もそう思ったのでした。
続けて「前に作ったのを再び作るって、面白くないんじゃないですか?III号戦車J型作るんなら、今度ライフィールドのフルインテリアキット買ってきますよ?いかがですか?」と言ってきたのですが、今回の品を折角買ってきて下さったのですし、さらに一万円以上もするライフィールドの高額品を買わせてしまっては申し訳ないので、感謝しつつ丁重に辞退しておきました。