社会の病巣

「大学入学志望動機書」「高校時代の活動について」「大学に入って何をするか」「小論文」と、過去に何枚の例文を書いたことか。動機なんて些細なことが多い。それで当然だとも思う。スゴイ理由なんて作って書く必要はない。只、その些細な理由がどのような地球環境化（世界・日本・地域）で生じたのか、その大きな背景が大事だ。現代社会は「科学技術は発展したが、人間は退化した」と言っても過言ではない。どこまでいくのか、この科学兵器。Rethal　Weaponは既に撃たれた。このシステマティック・ソサイアティーは人間を病に陥れている。今日、見せてもらったＧＥＳ生３年生のＳ君の志望動機にもこのことに触れている。勉強、仕事をしていて、「生き残る方法は勝ち組になること」といった愚かなことを言っている。こんなバランスの取れていない社会が成立する筈が無い。論理的必然性です。共存共栄、助け合いの社会はもうないのか、企業広報のための義援金とか、大学入学の為のボランティア、目的は違うところにある。目的は人と人の関わりを心底から考え、それが結果、住み良い社会を作るという基本理念がなければ、学習の意味は無い。（学習と進学は違います）まず、自分を高める学習して下さい。結果、進学があるのです。Ｓ君の述べているメンタルケアーは社会で、学校で、地域で行われていなくてはなりません。※Ｓ君、この論を深めて数学の如く、論理的文を作成しましょう。完成まで添削、推敲です。社会の病巣を見つけることが、今後の課題です。

ＧＥＳ塾長：Hiroshi　Kimura

ＧＥＳ進学予備校

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