防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

噂の!東京マガジン

2008年12月07日 | 盛土が安定すれば安心
小嶋奈津子アナは、「地震国ニッポンで宅地耐震化事業に関する法律ができたのが、たったの2年前ですかア」とコメントしました。

実に正直なコメントだと思います。今日TBSの噂の!東京マガジンという番組で、新潟県中越沖地震の被災地の問題を取り扱っていました。

http://www.tbs.co.jp/uwasa/20081207/genba.html
倒壊をまぬがれた住宅の一棟は地盤が動いて傾き、危険な状態になっていた。住民たちは、市から「個人の土地なので自力で再建してほしい」と言われながらも、国や県、市に陳情を繰り返した結果、2年前にできた国の補助事業「大規模盛土造成地滑動崩落防止事業」の適用を全国で初めて受け、朗報となったが、今は、事業(工事)の分担金が、住民にのしかかっている。

地盤技術者は、地質年代ばかりでなく、また地盤の性質だけでなく、その上に人の生活でありライフサイクルがあることを忘れてはいけまないこと感じました。