太田さんのブログに、砂防学会誌に掲載されていた『家族を守る斜面の知識 - あなたの家は大丈夫? -』の書評が紹介されていました。
http://livedoor.2.blogimg.jp/ohta_geo/imgs/a/5/a5a8bbf4.jpg
文章には起承転結が見事で評者のエピソードも添えられていて、読みやすいものでした。砂防学会は、あまりにも御○学会の色が濃くなっていたので数年前に退会したのですが、、、ひさびさに勉強になりました。
応用地質学会誌や新・住宅ジャーナルに記事を書いていてふと思ったのですが、専門家の診断が大事といいながら、その専門家がどこにいるのかという記述をしていなかったことに気がつきました。困りごとはとりあえず弁護士にという風潮はあるのですが、地盤の専門家(特に地形発達史・地質背景を十分に考えることのできる)って、果たしてどこにどんな形で存在しているのか、資格や実績以外のアピール法の考える必要があるんでしょう。
公共事業削減がさけばれるなか、防災の民間需要を起こそうとあれやこれやと考えていますが、思わず息詰まって(行き詰って)しまいそうな本を見つけました
情報病--なぜ若者は欲望を喪失したのか?
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200909000084
近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」
http://books.livedoor.com/item/3711676
海外経験ゼロなのにハワイはつまらないと嘆く青年
みんなでよくお台場に旅行にいくんです
情報を得るだけで満足感、この本でいうところの既視感が欲望を失わせているというのです。現場から全てを想像することが楽しく本質がある自然科学の魅力を伝えるには、この既視感は厚い壁です。
情報病--なぜ若者は欲望を喪失したのか?
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200909000084
近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」
http://books.livedoor.com/item/3711676
海外経験ゼロなのにハワイはつまらないと嘆く青年
みんなでよくお台場に旅行にいくんです
情報を得るだけで満足感、この本でいうところの既視感が欲望を失わせているというのです。現場から全てを想像することが楽しく本質がある自然科学の魅力を伝えるには、この既視感は厚い壁です。
http://www.honnoizumi.co.jp/cargo/shop/04921.html
という本が、日経コンストラクションに紹介されていました。ちょっと興味がありますね。甲と乙の関係に終始せず、NOといえるコンサルになれということでしょうか。
という本が、日経コンストラクションに紹介されていました。ちょっと興味がありますね。甲と乙の関係に終始せず、NOといえるコンサルになれということでしょうか。
世に蔓延するのは
◇「長い物には巻かれろ」という「処し方」
◇「前例」に唯々諾々として従う「処し方」
◇当面、コトを難なく処理するのがカチという「知的怠惰」
◇すべからく外からの「指示」「指導」「指針」の提示を待ち
「自分の置かれた状況を自分の頭で考える力を失い、自分で決めたがらない」思考(?)
◇「数字」へ縋ればよいとする「数字こそすべて信仰」。
・・・・・・・・・・・
下山先生がブログで嘆かれておりました。残念ながら私も同じようなことを感じます。
◇「長い物には巻かれろ」という「処し方」
◇「前例」に唯々諾々として従う「処し方」
◇当面、コトを難なく処理するのがカチという「知的怠惰」
◇すべからく外からの「指示」「指導」「指針」の提示を待ち
「自分の置かれた状況を自分の頭で考える力を失い、自分で決めたがらない」思考(?)
◇「数字」へ縋ればよいとする「数字こそすべて信仰」。
・・・・・・・・・・・
下山先生がブログで嘆かれておりました。残念ながら私も同じようなことを感じます。
今日は成人の日で、街に派手ないでたちの人があふれかえっておりました。Googleアラートで届いたニュースで、フジタ地質社長のブログにこんな記事がありました。
シニアは何歳から?
シニアは何歳から?
今日の日本経済新聞『日経プラスワン』に、『大人、シニアは何歳から?』という見出しで、ネット調査の結果が掲載されていた。
これによると、中高年と思う年齢は、40代前半は30%であるが、40代後半では55%となり、40代半ばにひとつの境目があるようだ。
シニアと思う年齢は、50代後半では42%、60歳以上となると67%となり、私も多くの人がシニアと思う年齢になった。
先日、新春セミナーの誘いで電話いただいたOさんは、今年67歳になられるそうだが、非常にお元気だ。Oさんに、
「私も昨年60歳になりましたが、この年齢になると時々しんどいと思うことがあります。」
というと、Oさんは、
「年をとったからしんどいとか、年齢と共に衰えていく、なんてことを思ってはだめだ。60歳の時より70歳になった時の方が上になっていなくてはいけない。」
と激励された。
Oさんの言われる通りだと思う。
このようなことを言ってくれる方が知人にいるということは、非常に有難いと思う。
向上心を持ち続けていくうえで、励みになる。
Oさんに感謝。人生我以外皆師、みんなに感謝である。
去年の補正予算のせいか、かなり砂防関係の仕事が出ています。ちょっと無茶な工程の仕事もありますが、相変わらず”サンマツ”、、、、繰り返しますが、技術は醸成すべきものです。3月が終わったら滝から落ちる訳じゃあるまいに、、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100109-00000037-san-soci
不況で雇用情勢が悪化する中、就職が決まらない大学や短大の卒業生が専門学校に入学するケースが増えている。大手の中には、そのような入学者が3年前の1・5倍に増えた専門学校も出てきた。卒業後、自力で就職活動を続けたり、「就職浪人」で大学に残るより、専門学校できめ細やかな指導を受け、就職に直結させようという人が多いためとみられる。
促成されるより技術を醸成させた方が底力はあると思うのですが、、、
不況で雇用情勢が悪化する中、就職が決まらない大学や短大の卒業生が専門学校に入学するケースが増えている。大手の中には、そのような入学者が3年前の1・5倍に増えた専門学校も出てきた。卒業後、自力で就職活動を続けたり、「就職浪人」で大学に残るより、専門学校できめ細やかな指導を受け、就職に直結させようという人が多いためとみられる。
促成されるより技術を醸成させた方が底力はあると思うのですが、、、
正月休みをあけたらものすごい資料の山、、、箱根駅伝じゃないですが、全力疾走で山を越え給水もあるかどうか、、、しばらくは、あんまり味わい深いブログをかけそうにありません、、、
実家で兄が使っていた高校世界史の教科書がありました。1986年に出版された山川出版社の「詳説世界史」です。時期が時期だけに、冷戦も終わっておらず、ベルリンの壁も高くそびえていた時代でした。紙面はすでに黄ばんでいましたが、マーカーがびっしりと塗られ、兄はよく勉強していたんだなあと感心しました。また、冒頭にこんなことが書いてありました。
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歴史の学習は、個々の基礎的知識を習得することが必要で欠くことのできない前提であるが、それだけでは不十分である。とくに世界史の場合、各地域・各文化圏、多くの国々や歴史やもろもろの事象が複雑に関連し、相互に干渉したり、結びついたりしているから、さまざまな角度からまとめて学ぶことが重要である。それによって歴史的思考を深め、歴史意識を育てることができる。そのためには、いくつかの主題を立てて主体的に学ぶことが大切である。主題についての研究・討議・発表・資料の収集などはできるだけ自発的な活動として展開させることが望ましい。
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このことは地質学にもそのまま当てはまります。
今年もいろいろありました、といいたいところですが、先日も書いたとおり政権交代があった割にはあまり変わっていないなあというのが実感です。災害対策も相変わらず事後ですし。災害弱者関連施設が土石流で被災し、高速道路の谷埋め盛土が”いつもの地震”で崩れるし。
また、下山先生やbeachmolluscさんと言ったまさしくDesign with Natureを実践している方との新たな出会いもありました。また、一人親方さんのように、地質調査の現場について生きた教科書ともいえるブログも拝見できました。来年はさらに、交流、勉強を重ねたいと思っています。
2010年は、阪神・淡路大震災から15年、防災の日制定から50年。本当に”新たな年”にしたいものです。
また、下山先生やbeachmolluscさんと言ったまさしくDesign with Natureを実践している方との新たな出会いもありました。また、一人親方さんのように、地質調査の現場について生きた教科書ともいえるブログも拝見できました。来年はさらに、交流、勉強を重ねたいと思っています。
2010年は、阪神・淡路大震災から15年、防災の日制定から50年。本当に”新たな年”にしたいものです。
今年も残り2日ですが、今日も仕事です。夏に起こった豪雨災害やその後の政権交代を見越して?の発注中量が(砂防関係)半端じゃありません。でも、防災ですから事前の調査・対策で忙しくならなくてはいけないのですが、、、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091225-00000022-fsi-bus_all
2009年の書籍と雑誌の推定販売金額が、1989年から20年間維持してきた2兆円台を割る見通しであることが25日、出版科学研究所の調査で分かった。前年より約900億円減の1兆9300億円程度にとどまる見込み。同研究所は「デフレ深刻化や経済萎縮(いしゅく)の波が押し寄せた」としている。
1~11月期の推定販売金額は、書籍が前年同期比4.5%減、雑誌が同4.1%減。書籍は、村上春樹さんの小説「1Q84」がミリオンセラーになり話題を呼んだが、売れ筋の本の低価格傾向が続いた。雑誌も休刊が相次ぐなどして12年連続のマイナスだった。同研究所の佐々木利春主任研究員は、電子書籍や図書館など出版物を安く利用したいという読者ニーズが増えていると分析。「来年も明るい見通しはない。映画やテレビとの連動などで需要の底上げを図っていくしかないだろう」と話している。
私は電子書籍は読みにくいと思うのですが、、、現場離れに通じるところがあるのかなあ、、、
2009年の書籍と雑誌の推定販売金額が、1989年から20年間維持してきた2兆円台を割る見通しであることが25日、出版科学研究所の調査で分かった。前年より約900億円減の1兆9300億円程度にとどまる見込み。同研究所は「デフレ深刻化や経済萎縮(いしゅく)の波が押し寄せた」としている。
1~11月期の推定販売金額は、書籍が前年同期比4.5%減、雑誌が同4.1%減。書籍は、村上春樹さんの小説「1Q84」がミリオンセラーになり話題を呼んだが、売れ筋の本の低価格傾向が続いた。雑誌も休刊が相次ぐなどして12年連続のマイナスだった。同研究所の佐々木利春主任研究員は、電子書籍や図書館など出版物を安く利用したいという読者ニーズが増えていると分析。「来年も明るい見通しはない。映画やテレビとの連動などで需要の底上げを図っていくしかないだろう」と話している。
私は電子書籍は読みにくいと思うのですが、、、現場離れに通じるところがあるのかなあ、、、